5月7日 立ち上がりのコンクリート打設工事がはじまりました![]()
職人さんは、一人の人がコンクリートを流しながら、もう一人の人がバイブレーターという機械を使って作業しています。コンクリート内の気泡を飛ばしているそうなのですが、コンクリートを流した時に中の空気が泡のようになって残るそうです。そのまま固まると空洞ができて強度が落ちるため、コンクリートが固まる前に振動を与えて空気を外に出すためにする作業なんだそうです。基礎作りにおいて強度を保つためにとても重要な作業なんですね。
バイブレーターでしっかりと気泡を出した後は、レベラーコンクリートと言って流動性がよく水平を出しやすいコンクリートを流しこみます。レベラーコンクリートは基礎の立ち上がり部分の仕上げのためのコンクリートで、これがしっかりと水平を保ちつつ仕上がっていないと建物自体に影響が出てしまうのでとても重要な作業です。
職人さんがアンカーボルト等を入れる場所を正確に測っています。図面通りにボルトを仕込まないときちんとした強度がでないそうです。
レベラーコンクリートが入り、そこへアンカーボルトとホールダウンアンカーが入りました。
前回お話しましたが、ボルトについて・・・アンカーボルトは、基礎と土台木材を固定する大事な金物です。
ホールダウンアンカーは地震などで急激な水平力がかかる時の安全確保のため、ベタ基礎と建物をしっかりつなぐことで、基礎から浮き上がらせようとする力(倒壊)から家を守ります。
ちょうど上と下の画像で確認できますが、隅にホールダウンアンカー(少し高い金具)が 入っているのが確認できます。フジクリエイトはツーバイフォーの専門工場です。(そういえば一度も書いてなかった気がしますが・・・)ツーバイフォーの家は特に地震に強いとされていますが、そのツーバイフォー住宅にホールダウンアンカーを使えば地震対策は鬼に金棒です![]()
立ち上がり部分のコンクリート打設完成です。これが乾いて型枠をはずせば基礎がかんせ~い
楽しみです![]()



