ご挨拶
私の小説を読んでくださる皆様、
ありがとうございます。
読んでくださる方がいて
私がいます。
私が書いているものや、
私が書き続けていることを通じ、
心で繋がることができたら
こんなに嬉しいことはありません。
こんなに嬉しいことはありません。
光る君へ・(25)「決意」 感想
定子の住まう「しきのみぞうし」
に入りびたる一条天皇。
出家して天皇に秘密でお腹の子供を産み育てた定子
(女性向け小説の一ジャンル「シークレットベビー」を彷彿とさせます)
彼女のことが愛おしくてたまらない天皇なのであります
その寵愛ぶりは政治がおろそかになるほどで
左大臣・道長は都を襲う災害を予期しながらも
勅命が降りないために
対策を講じることができず
甚大な被害を被ることになってしまうのです
越前で父為時を支えていたまひろは
父のすすめで今日に戻ります
ずっと棚上げにしていた
宣孝からのプロポーズへの回答も
そろそろ返さねばなりません
宣孝は先んじて
左大臣道長に
「為時の娘と結婚する」
と告げてしまいます。
外堀を固められたまひろ。
そのやり方に
怒りをあらわにし
宣孝に
「出て行って」
と言ってしまうのがまひろの大胆さです
それも平然と受け止める宣孝
まひろよりも上手(うわて)な年上男は
まひろの怒り顔さえ
面白がっています
傍から見れば
なかなかお似合いです
―私は不実な女です―
といいながら
宣孝の胸に飛び込むまひろです
彼女のような賢くて
芯の通った女は
年上の男性ではないと
受け止められないのかもしれません。
宣孝&まひろ&道長
素敵な三角関係です。
ああーっ。
こういう素敵なお話
私もかけたらいいのにな・・・