ご挨拶
私の小説を読んでくれる皆様
いつもありがとうございます。
あなたが読んでくれるから
私がいます。
創作活動と自己顕示欲は紙一重
私が小説を書いているのは、ただ書きたいという衝動の他に自分の存在を知って欲しいという欲求があります。
小説投稿サイトに書いていると、投稿後の作品の反響が気になって何度もＰＶやランキングを確認したりしてしまう。
でも、それって間違ってますよね。
見直すべきは単純なＰＶとかじゃなくて、作品そのものでなければだめですよね。
沢山の人に読んで欲しいのなら、「誰か読んでくれないかな」と願うのではなく何度も推敲したり書き直しすることに注力すべきです。
そんな当たり前のことを忘れてしまう。
向き合うべきは「自分の作品」だということを。
「書いている私を見て」という気持ちはわかる
私が本拠地にしていた小説投稿サイト「無料で読める大人のケータイ官能小説」は、ランキング表示やエモーション表示、作者ニュースの掲載機能があるから、様々な形で作品がトップに登場する。
そして作家さん自身によるアピールもできる。
時折、この機能をはき違えて、自分の作品のアピールと見せかけて自分自身をアピールする人がいる。
その気持ち、よくわかります。「書いている私を見て」という気持ち。
私も小説とは無関係なネタをニュースに掲載したことがありました。
（そのときは速攻でファン登録人数が減ってしまいました）
小説でアピールする場所なのに
小説投稿サイトはあくまで小説をアピールする場所。
突飛な投稿活動や、自作自演の炎上で注目を集める行為は良識ある作家活動とはかけ離れている。
私はさておき、小説を書く人たちは元来繊細な方が多いからこういう荒っぽい自己アピールは不愉快に感じるものです。
この、私が本拠地にしていたサイトでそういった周囲を不愉快にさせる行為すらたのしんでいる作家をみると、悲しくなります。
実は私はそういった作家さんの行為に倦んで、本拠地のサイトから離れる決心をしました（※１）。
とくに、総合ランキング一位にあがった自作を自分でこきおろしたときは、遠回しにそのサイト全体の作品をけなしてくれている気がして、私的にはその行為が許せなかった。
正直、寂しいし悲しい
ニ、三年前、私が夢中で恋愛官能を書いていた頃は、個性あふれる作家様が多く活動されていてそれは華やかで、色つやにあふれた大人の世界が広がっていました。
この人たちみたいな人気作家になりたい！って必死で書いていました。「楽しみにしている」「繰り返し読んでいる」といったメッセージで応援してくれる読者さんもいました。すてきなレビューをくれる人たちもいました。
あのころは本当に楽しかった。
いまはその人たちのほとんどが活動をストップ、あるいは影をひそめてしまい、閑散とした状況です。
正直、とても寂しい。
※サイトを離れる決心をしてから、「卒業制作」で総合ランキング一位を取ってから去ろうと決めて執筆したのが「○妻の〇情シリーズ」でした。
愚痴を言っても始まらない。私ももっと修行して、また本拠地で活動したいと思っています。
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