官能小説「甘く、いかせて。」登場人物紹介 | NaNa's secret world

NaNa's secret world

今日も小説執筆中

 

 

    


官能小説「甘く、いかせて。」の登場人物、

唐沢敦史と羽住俊についての作者メモを、

自己紹介形式でお知らせします。

 

 

唐沢敦史

唐沢敦史。37歳。

 

身長178センチ、体重76キロ。仕事柄、筋肉質。

顔立ちは、一言でいえば、濃い。

 

中学時代は長い睫毛と凛々しい眉毛がそれなりにこの顔を美少年に見せていたが、

今はただ毛深くてむさくるしいだけの男。

 

 

バツイチ。離婚の原因は浮気。

 

元妻のところに、一人娘がいて、もう5年会っていない。

 

離婚の話し合いは泥沼の果し合い状態に持ち込んだ。おかげでもう結婚はしたくない。

女は玄人がいい。

 

 

 

どんな日常をすごしているか、と聞かれれば、

 

「夜うまい酒を飲むために仕事する」といったところか。

 

 

朝7時に出社。現場に出て、夜7時、両親と暮らす実家に帰宅。

 

 

叔父の工務店をついで、4人の社員と一緒に、建築、内装を手掛けている。

小さな工務店なので全員が職人で、営業。

社長の俺も例にもれず現場で作業する。

 

休憩は10時と3時。危険な仕事なので休息はきっちり。

 

息抜きのたばこは、事務を引き受けてくれている叔母に止められているが、ずっとやめられない。

 

 

 

中学時代は遊んですごし、工業高校を卒業して叔父の工務店に入った。

 

跡取りの従弟は俺と違って勉強熱心で、叔父はそんな息子を勤め人にしようと決めていて

俺を跡継ぎにするためにしごいた。


俺は毎日安月給で現場に出た。人の住む家を作る仕事には誇りを感じた。

 

頭を動かすのが苦手な俺は体を動かすしかないと思ってこの世界に入ったが、

設計士やらインテリアコーディネーターの勉強をさせられたのはつらかった。

経営は、叔父について働きながら体と感覚で覚えた。

 

高校時代の彼女と20歳で結婚して子供が生まれた。

 

それ以外は毎日働きづめの日々だけど、このご時世にしごとにありつけるっていうのはありがたいことで、

体が動く限り現場で汗を流したいと思っている。

 



羽住俊
 

 

僕は羽住俊35歳。自分のことを語るのは、あまり気が進まない。

誰も興味など持たない物だと思うからだ。そもそも、興味をもたれるかどうかで話をしたり暮したりしているわけではない。

 

身長178cm 体重67.5kg やせ型・筋肉質。顔だちは地味め。

先日ある人から、塩顔、と言われたのだが、自分ではよくわからない。

ファッションに興味がないので、サブスクのレンタル服を利用している。

収納に困らないし洗濯もしなくていい。シャツに、パンツのワンツーコーデが基本。

 

僕にとって一番重要なのは、頑張らないことだ。

頑張って疲れる。これが一番僕の苦手とすることだ。

頑張りすぎた父が、安泰な老後を目前に急死してしまったせいかもしれない。

 

僕は8年間外資系銀行で働いて貯金し、ビルを購入した。

一階は花屋と喫茶店。

二階と三階は賃貸アパートで、僕もその一室に棲んでいる。

 

ビルの管理は、僕がしている。

 

僕の一日のスケジュールは、こうだ。

 

朝4時起床。水を飲んでジムまで歩く。

ジムで一時間運動する。

シャワーを浴びて帰宅。

一階の喫茶店で朝食をとりながら経済新聞を読む。

 

ビル内の清掃、事務作業を終えたあと、PCに向かい株価のチェック・売り買い。

 

夕方、喫茶店で夕食を取り、ジムへ。

30分走り、シャワーを浴び、帰宅。

 

本を読むか、音楽を聴くか映画を観て、寝る。

 

恋人はだいたい出会い系サイトで理知的な女性を見つけ、3か月くらいで別れる。結婚願望はない。

 

恋人と会うのは夜。料理のおいしいレストランで食事をし、ホテルで情事をし、翌朝帰宅。

 

 
そんな僕ですがよろしくお願いします。

 


 

官能小説

「甘く、いかせて。」

著:NaNa

 

【あらすじ】
 
子育てを終え、最愛の夫と充実した時間を過ごそうと考えていた専業主婦の花。
 
夫はそんな花を溺愛しているが、ほかの女とも関係を持っていた。その不倫現場に遭遇してしまった花は…

夫の裏切り、心のすれ違いにもがきながらも、3人の男と出会うなかで、花の心とカラダは徐々に解き放たれて…


【おもな登場人物】
 清宮花
 清宮遼
 羽住俊
 唐沢敦史
 平岡夏樹
 清宮沙羅


花が求める”愛の巣”は、いったいどこにあるのだろうか。夫婦の絆をめぐる、とある人妻の心とカラダの冒険の記録。


 2022.8.11~2022.10.19
「大人のケータイ官能小説」にて連載。
 

現在、Amazon Kindleにて出版準備中です。