過去の自分に出会うような | NaNa's secret world

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今日も小説執筆中

ケータイ官能小説サイトに投稿した小説を

kindleに移行作業中です

 

サイトに作品が溜まってきたため

表紙も付けて本として残そうと思い立ったのでした

 

 

 

手始めとして、

2022年夏から秋にかけて書いた中編

「甘く、いかせて。」(現在サイトでは非公開中)を。

 

 

 

今、サイトからコピペしてプレーンテキストに変換しています。

 

過去に書いたものを改めて読みなおす作業。

 

 

 

始める前は、今より下手だったころの作品など、

今更本にしてどういう意味があるんだろう

 

と思うときもあったのですが

 

 

いざ読み返してみると

すごく頑張って書いてるのが伝わってきます。

 

(今の方がうまくなってると思い込んでいましたが、

今も昔もそうかわらず下手くそだということがわかりました)

 

 

その時その時で、精一杯書いている。

それを続けてきた自分を、素直にほめてやろうと思えました。

そう言った意味で、やはり記念として本にすることは自分にとってプラスだと思いました。

 

 

修正は、誤字脱字だけにして、

当時の書きぶりをそのままに残そうと思います。

 

 

 

 

この小説は、ある人妻が旦那の浮気現場を目撃したことをきっかけに、心が揺らぐお話です。

 

そんななか、いくつかの場所で次々と男たちと出会い、心ばかりか、体まで揺らいでしまう主人公。

彼女が最後に選ぶ結末は…

 

というお話です。

 

よくある話、といえばそうなのかもしれません。

でもそれは逆に、

誰にでも実際に起こりうる話、ともいえるのではないかと思います。

 

 

そうは言っても官能小説とはある意味ファンタジーです。

私にとって魅力的な夢のようなシチュエーションをふんだんに取り込んで書きました。

 

各章のタイトルのほとんどにスイーツの名前を冠しているのは、

甘く蕩けるような体験として官能を描きたいという私の想いの現れだったのだと思います。

 

 

一見偏屈な羽住俊は、ベッドでは一変、情熱的な技巧派。

昔の恋人で男くさい唐沢敦史は、脱いでしまえば甘々な溺愛ぶり。

年下の平岡夏樹は、直球の愛情表現で主人公を完全包囲。

そして夫である清宮遼の狡猾さ、欲深さ、激しい妻への執着心。

 

どれもこれも私にとっては忘れがたいキャラクターです。

 

 

はやく上梓できるよう、頑張って作業を進めたいと思います。