小学生の頃、アグネスチャンが歌手デビューした頃は姉とよく彼女の歌を真似っこしていました。

 

「ひなげしの花」のモノマネはちょっとだけ自信がありますグラサン

 
昨今の歌番組をほぼ観ないので比較はできませんが

当時は賞を取ると感極まり、受賞曲を泣いて泣いて歌えないアイドルが多かった中

 
彼女は泣きながらもしっかり歌っていて
それを一緒にテレビで観ていた父が
 
「この子はちゃんと歌うじゃないか。これが偉いんだよなあ」と言っていたのが印象に残っています。
 
何があっても自分の歌を歌いきる、プロ根性をほめたのだと思いますが、女性はそもそもが感情を涙で表すことが自然とできる人が多く
 
こういう場面でも嬉し涙で声にならず、そういう“推し”の姿にファンも感動して応援したくなってしまうもので。
 
受賞してもニコニコで歌いきる歌手に対しては
「あれ?泣かないんだ」と思う視聴者もありそう。(涙涙を観たい心理)
 
涙はやはり盛り上がるもので・・・泣かないと「クールだ、ドライだ」と評されてしまう、不思議なものです。
私もあまり感情を出さない幼少期を過ごしたので、そう誤解されてしまうのはなんとも淋しかったですね。
 
アグネスチャン、聡明な彼女は今でも活躍・活動していますが、涙を堪えて歌うアイドルとしての姿は当時からその芯の強さをうかがえます。

 

 
中学生の頃は“たのきん”全盛期。
高校生になっていた姉はトシちゃんにキャーキャー言っておりました。
 
 
トシちゃん、可愛い・・・。
現在も相変わらずのキレッキレなダンスで活躍していますが
 
やはりこの頃の貴方はとっても可愛かった・・・キラキラ

 

(画像拝借)
 
新人賞は田原俊彦さんと松田聖子さんとの賞争いが多かったですが、日本レコード大賞の最優秀新人賞はトシちゃんが獲得。
 
たのきん揃った~
当然ですが、みんな若くてあどけないラブラブ
 
 
そして受賞曲「ハッとして!Good」を歌い始め

 

 
途中、感極まっての男泣き。口元が震え声にならずそれでもこらえて頑張って歌い切ろうとするトシちゃんを観て
 
またもや父が
 
「これだビックリマーク途中からこらえていた気持ちが出るっていうのが男泣きなんだよビックリマーク
 
 
父のツボはそこか・・・
 
でも、そういうものかと思った私がいます。
 
父の“うれし泣きの美学”の影響を受けましたが、いざ自分が実践?!しようにも
 
そもそもがうれし泣きするような経験って、意外と少ないですねえ。