fujiacuのブログ

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ドイツ・ボッフム大学永代教授の南和友先生は、
「自律神経を整えれば病気にならない」と自律神経を整えることを言われています。

人間の身体には2種類の神経が張り巡されています。1つは手足、目、首を動かす神経(随意神経)であり、もう1つは自分の意志では動書かすことができない神経(不随神経)です。後者は、神経が人の意志から独り立ちしていることから”自律神経”と名付けられています。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、それぞれ相反する働きを持っています。
 例えば適度な交感神経の刺激は、心蔵の動きを速くします。血管が収縮するので、当然血圧は上昇します。それがアドレナリンの分泌tを促し、体の働きを活発にするのに役立つのです。それに伴い、今度は不交感神経を受けて血管が拡がり、血液の循環が良くなります。その結果、血液やリンパの流れも良くなり、体の抵抗力が増して健康につながっていきます。

体のバランスを整える
人の自律神経は車に例えればアクセルとブレーキのようなものです。体を能動的に動かそうとすれアクセルである交感神経が働き、休もうとすればブレーキの役割をする副交感神経が働きます。車の場合には運転手が足でアクセルやブレーキを調整し、適正な速度を保ちながら走らせますが、人間の場合は生まれつき体に備わっている自律神経が「五感」「感情」といった高性能なセンサーで自動的に働き、時に早く時にゆっくり作用して体のバランス(ホメオスタシス)を保ちながら、健康な体の維持に役立っています。
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鍼灸治療で血液循環の改善を
 肩こりや足腰の痛みは血液循環が悪いことで起こっていることが少なからずあります。マッサージちいった施術でも筋肉や関節などの緊張を解すことで痛みを軽減できますが、鍼灸治療で末梢循環を改善すれば更に大きな効果が期待できます。

(『公益法人 日本鍼灸師会』発行)