痩せ姫本が重版されるというのもあって、
古いブログ記事を見直したりしてるのだけど、
アイドルと拒食というものが、自分にとって、
人生かけて追うに値する二本柱なんだと改めて感じる。
どちらも、文化や習慣としては、やや歪んだものだ。
ただ、それゆえに美しい。
そして、時々、このふたつが融合してしまうことがある。
数日前に「現代ビジネス」から配信された記事、
「新垣結衣、飯豊まりえ、川口春奈、永野芽郁…『ニコモ系女優』はなぜ男女を問わずモテ続けるのか」
のなかで、痩せ姫になったJCモデルについて、
ちらっと触れたのだけど、彼女にとってのあの数ヶ月も、
そんな融合がもたらした、哀しくも美しい季節だった。
歪みの二乗は究極の美。
あるいは、そんな真理が存在するのかもしれない。