ダイエットから制限型の拒食、
そこから過食に転じて、排出型の拒食、
もしくは非嘔吐過食へ、というのが、
わりと多い流れなのだと思う。
たとえば、高校時代に29キロまで痩せたという、
この人の場合。
過食に転じてからの経緯をこう振り返っていた。
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途中からもちろん回復期に入った。
精神科医の「食事はね、ガソリンと同じなんだよ。生きているだけでカロリーを消費するの。今でも消費してるんだよ。車とおなじ。だから、あなたもガソリン少し入れなきゃね^^*」
何故かこの言葉に救われた。分からないけど。
その日、病院でSOYJOY食べたの覚えてる
最初はいくら食べたところで、体重は増えなかった。むしろ何故か減った。
あれ?私太らないんだ。
違った。勘違いしてた。
ここからだった。地獄の始まりだった。
3食バランスよく、栄養価の高い物を回復期に食べていれば今こんなことになってなかったと思う。
だんだん体重が増えていくようになった。
過食量もすごいことになっていった。
パニック。止められない。
太りたくない。
嘔吐下痢の時、弟に吐き方を教えて貰ったことがあって試してみた。
吐けた。
指吐き。
ここから過食嘔吐の始まり。
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回復期の乗り切り方って難しい。
治療の現場では、体重を増加させることには熱心でも、
ほどほどのところにおさめるということにまでは、
そんなに協力的ではなさそうだし。
そのノウハウが確立され、指導されるようになれば、
痩せ姫の不安も少しはやわらぐのではと思う。