4年前の今頃、やりとりしてた痩せ姫。

きっかけはアニメの「スプーンおばさん」だったかな。

 

彼女は「子供のころから小さくて繊細なものがすきだった」

として、こんなツイートをしていた。

 

「図書室でかりたお伽噺に病気のお姫様が出てくるとドキドキした。家庭環境がたとえ100点であっても私は拒食の世界に魅了されていただろうから、誰も謝らなくていいと思う」

 

「"とんだりはねたりすると死んでしまう" "傷ついた鳥のようなか弱さ" "蝋のように青ざめた"
気に入った言葉を写した昔のメモ帳。いちいち鉛筆を取ってメモするのが面倒でやめてたけど、また始めようかな。この時は外国のお伽噺ばかり読んでいて、訳した分、表現が弱いかも」

 

「"影のように痩せる" "かなしみのあまり痩せおとろえる" "ほとんど透きとおりそうなほど痩せこける" "肉が骨から溶けて落ちたように痩せこけ" "枝のような手足" "花の上に腰かけさせても散らすことがないほど軽く"」

 

自分も似たこと、やってたっけ。

僕が子供の頃は、痩せ姫の存在はメジャーではなく、

童話や小説のなかに、それに似たものを探したりしてた。

 

そして、この痩せ姫は自らが小さかった頃を懐かしみ、

「赤ちゃんに戻りたい。ぬいぐるみ達と会話できてたころまで帰りたい」

と、願ってもいた。

ツイッターのアカは消えてしまってるけど、

感性も表現も素敵な人なので、他のつぶやきもまた紹介したい。