いえいえ、そんな、謝らないでください。

メメさんのオリジナルなら、同じ感覚を偶然、

共有できてたという歓びにつながりますし、

僕の表現がいつのまにか誰かのなかに入っていたなら、

それもまた物書き冥利に尽きることです。

 

そして、今回も見事な指摘をありがとうございます。

「文学の極意は怪談である」という言葉がありますが、

美の極意について、教えられた思いです。

不釣り合いな大きさと華奢さ、

アンバランスな気持ち悪さと神々しさ、

まさに美の極意とはそこにあるのだなと。

「奇妙」という言葉は最近、

「変」「変わってる」などの意味で使われがちですが、

「普通でないほど優れている」とか、

「独特の味わいがある」みたいな意味もあるんですよね。

メメさんが挙げた妊婦の例も、また、痩せ姫という存在も、

そういう美を体現してるのだと思います。

その尊さを愛でる方と、こうして会話できてること、

僕には何よりの幸せです。