(※知恵袋で見つけたエピソードからの着想)
仲良しの子が拒食症だ。
ダイエットにはまったようで、
お昼に食べるお弁当もどんどん小さくなってきた。
今ではお弁当箱ではなく、手のひらサイズの小さなタッパーに、
野菜だけを入れてくる。
プチトマト1個にブロッコリーや黄色いパプリカをひときれずつ、
みたいな中身。
色とりどりで可愛らしいけど、絶対に足りてない。
気になって、拒食症についての本をいくつか読んでみた。
そのなかに海外の小説があり、こんな文章が目に留まった。
「昼食のあと、といっても、
スプーン1杯のカッテージチーズとメロンボール三つを
昼食と呼べるとしたらだけど」
友達のお弁当も、お弁当と呼べるのだろうか。