(※ ネットなどで見つけた痩せ姫にまつわるつぶやきを、
詠み人知らず的に紹介するシリーズです。
誰かひとりの言葉ではなく、不特定多数の発言なので、
どうか誤解されませんように)

 

 

「なんで痩せたいって思うの?十分じゃない?」
『心のより所が痩せることしかないからだよ。
まだまだ痩せれるからだよ。』
私は一般人から見たら痩せ型の位置だけど、
摂食界では1mmも痩せてないし、むしろ逆の位置…
ただただ、今よりも痩せたい。
それだけ。

食べるの好きだけど痩せたいから吐く 

ここにもはや辛いも悲しいもないわ

だって食べれるし太らないし 何がそんなに悪いんだよ

最近本当にうまく吐けない。もう過食したくない。

吐くならもっと上手に吐きたい。もう嫌だ。

太りたくないのに過食しちゃう。過食するくせにうまく吐けない。

吐くのがつらい。太りたくない太りたくない絶対に太りたくない。

痩せたい。もっともっともっと痩せたい。
痩せなきゃ生きてる意味が無い。

過食嘔吐なんて、そんなの悪いに決まってる。

正当化するとかしないとかそういう問題じゃない。

それでも、今の私にはこれがないと生きていけないのは事実。

それを受け入れて生きていくことが出来たら

少し生きやすくなるっていう、ただそれだけのこと。
私が私であるために、

私として生きるために今日も過食嘔吐をするの。

痩せ姫とはもはや心の拠り所だよね。

性的対象から隔離された花園だもん。もはや少女。

自らの生きる道を茨の道を歩き続けようやく見つけた少女。
痛々しいバラの花を纏った私達とは別に

全てを脱ぎ去った百合の花。
孤高の存在であり愛すべき脆い結晶。

ただ淡く光り、忘れられなくなるくらいの。

プロアナ。痩せ姫。
この言葉に出会ってから気持ちが楽になった。

第三者から何言われようと私は幸せだとはっきり言える。

この言葉に満たされてる。

生きるためにも、死ぬためにも、
私には痩せることが必要なの。

誰かに褒めてもらう認めてもらうためじゃなくて

自分で自分を認めてあげられるように痩せ姫になる