いや〜、今回のTOLAND VLOGは面白かった!

禁書と言われる『九鬼文書』の考察回なのだが、

うだうだ書くとややこしくなるのででシンプルに書くことにする。

 

 

九鬼文書

九つの鬼、と書いて『くかみ』と読む。

九鬼文書は熊野本宮大社の宮司をつとめる『九鬼一族』により受け継がれて来た。

ちなみに熊野本宮大社の神紋は『八咫烏』である。

九鬼一族は藤原氏(中臣氏)の子孫であり、

熊野三山の山伏たちをとりまとめるリーダー『熊野別当』でもあった。

山伏というのは情報ネットワークが凄く、

芸者・花魁・商人・工人なども山伏の情報部隊だったという。

 

 

山伏=八咫烏

山伏は杖をついて歩く。

その姿が3本足に見えることから、彼らこそが『八咫烏』ではないかと。

熊野本宮大社の神紋が『八咫烏』なのも意味深。

 

 

天地言文

『九鬼文書』には、

聖徳太子が古い文書(天地言文あめちことふみ)

をすべて燃やしたと書かれている。

そしてそれをきっかけに仏教の布教をして国体を改題したと。

その後、聖徳太子は蘇我馬子と共に『天皇紀』や『国紀』を編纂したがそれらはみな偽りの歴史であると『九鬼文書』には書かれている。

聖徳太子に燃やされた『天地言文』こそが本当の歴史であり、

そのほとんどは聖徳太子により燃やされてしまったが、

一部残されたものを受け継いだのが──

①物部

②大中臣

③越前竹内

④春日

の4家である。

それぞれ対応する文書がある。

①物部は物部文書

②大中臣は九鬼文書

③越前竹内は竹内文書

④春日は不明

物部の場合、

守屋が聖徳太子と蘇我に討たれた後、

その子孫は東北の秋田へと逃れ、秋田物部として続いている。

 

 

九鬼文書における7つの時代

九鬼文書には、

大きく分けて7つの時代がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2回の岩戸閉め

九鬼文書において『岩戸閉め』は2回行なわれている。

しかも岩戸に籠ったのはアマテラスではない!

①1回目の岩戸閉めはイザナミ

②2回目の岩戸閉めはスサノオ

なのだ!

しかもそれぞれに子を産んでいる。

イザナミは岩戸の中で『三貴子』を産んだ。

天照坐・月夜見・素戔嗚である。

記紀神話ではイザナギが三貴子を産んだことになっている。

 

 

さらに

2回目の岩戸閉めにおいて、

スサノオは岩戸の中で『天照大日孁尊あまてらすおおひるめのみこと』を産む。

この天照大日孁尊こそが天皇家の祖神アマテラスであるとしたら、

これはとんでもないことになるのだ。

 

 

 

天皇家の祖神はスサノオ

九鬼文書においては、

スサノオこそが神武天皇へと繋がり、

さらに言えば天皇家へと繋がる『天皇家の祖神』ということになっている!

これじゃあ『九鬼文書』を偽書とするわけだ。

 

 

スサノオの系譜

ここからが面白い!

なんと『九鬼文書』によれば海洋民族のスサノオ一族は海を渡り、

エジプトを建国したとある。

驚くことにスサノオの系譜には、ノア・モーゼ・イエスの名があるのだ!

 

 

 

 

月夜見の系譜

また『九鬼文書』によれば、

月夜見の系譜は中央アジア〜インドの辺りにあり、

仏教の開祖である釈迦(シッダルタ)もそのうちの1人である。

 

 

 

ほんとに『九鬼文書』の内容は凄まじい。

岩戸に隠れたのはアマテラスではなく『イザナミとスサノオ』だったとか、

天皇家の祖神はアマテラスではなくスサノオだとかね。

スサノオの系譜はノアやモーゼ、イエスに繋がるとか。

もしかして京都の祇園祭が7月17日(ノアの方舟がアララト山の山頂に辿り着いた日)に行なわれるのも、石川県宝達山にモーゼの墓があるのも、青森県新郷村にキリストの墓があるのもすべて意味があることだったのか!?

ちなみに──

アマテラスは役職名でおそらく未婚の巫女の系譜、

月夜見の一族は『中央アジア〜インドにかけての遊牧民・騎馬民族』であり、

スサノオの一族は『エジプト建国に関わりを持つ海洋民族』だということだ。

月夜見とスサノオの一族はいったん日本を出て、

海外を渡り歩いたのちに故郷である日本へと戻って来たようである。

 

 

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8月15日。

今日は終戦の日。

今、世界は荒れているがこの日に祈ることは1つ。

世界の安寧と戦争が無くなること。