今週は忙しいのですが、
午前中なので記事を書く時間がありました。
ちょっと氣になることがあったので急遽記事をアップします。
わたしの場合「ブログをお休みします」と言いながら更新することがありますので、
そこらへんはご了承下さい。
さて、ブロ友のみんつちさんとのやり取りで、
みんつちさんがこんな氣になるコメントを下さったのです。
そもそも河童は河に人を引き込む性質がありますが、
これは祇園祭の期間にみだりに河に入ると、
河童の害に遭うと言い伝えられて来ました。
祇園祭では旧暦の六月十五日に勅使が八坂神社を訪れ、
この日がメインと考えられています。
山鉾巡航の日がメインではないんですね!?
ほぉ〜。
祇園祭と言うと7月17日のイメージが強かったが──
そうか。
旧暦6月15日が祇園祭のメインであったのか。
この情報を得て、さっそく調べてみた。
どうやら
この旧暦6月15日というのは、
牛頭天王を祀る神社の祭日に当たるらしい。
祭日には初物のキュウリを牛頭天王に供えるのだと。
キュウリと言えば河童の好物である。
なぜ牛頭天王にキュウリを供えるのだろう?
以前、
みんつちさんの河童論で『河童スサノオ論』というのがあった。
(http://kappauv.com/bun/susano.pdf)
確かに河童とスサノオには共通項がある。
祇園祭の期間に無闇に河に入ると河童の害に遭うとか、
河童の好物がキュウリとか、
牛頭天王(スサノオ)の祭日にはキュウリを供えるとか。
河童、祇園祭、牛頭天王、キュウリ──
妙に繋がって来るのだ。
以前、
会津若松に行った時、津島神社があり、
近くにいたおじさんに「ここの神様は誰ですか?」と聞くと、
「キュウリの神様」と教えてくれた。
祭神は牛頭天王だったのだが、
会津若松では牛頭天王のことを『キュウリの神様』と呼んでいたのである。
そのことが頭の片隅に残っていて、
牛頭天王、キュウリ、河童をわたしの中で結びつけてくれた。
さらに調べると面白いことが分かった。
どうやら『河童は牛頭天王の眷属』であるらしい。
また宮城県の伝説によれば、
戦に敗れ追われた牛頭天王がキュウリ畑に身を隠し命拾いしたため、
その『命の恩人のキュウリ』を食べることも作ることも禁じたと。
むむむ…
これを読んでわたしはこう妄想した。
もしかしたら牛頭天王を助けたのはキュウリではなく、
『河童』と称される一族だったのでは?
牛頭天王を助けたのは河童?
ゆえに河童は牛頭天王の眷属となった。
こうなると『河童とは何か?』がとても重要になって来る。
河童の全国分布図。
これを見ればわかる。
河童は名こそ異なれど日本各地に分散している。
河童は牛頭天王の眷属であり、
みんつちさんの河童論で言うと『河童はスサノオ』でもある。
こちら ↑
みんつちさんのブログ。
そこにはこうある。
河童とはスサノオであり、
道真公であり、
ニギハヤヒです。
そしてそれを封ずるのが安倍晴明であるのです。
河童──
スサノオであり、
菅原道真であり、
ニギハヤヒであると。
そしてそれを封ずるのは安倍晴明。
陰陽師──
むむむ…
ここで『陰陽道と牛頭天王』で調べたところ、
牛頭天王は陰陽道では『天刑星』という星神だと。
しかし一説によれば、
牛頭天王の頭と体は別々に祀られている。
牛頭天王の正体は実は『羅睺星と計都星』ではないかと。
頭と体が別々!?
羅睺星と計都星!?
羅睺星は西洋占星術で『ドラゴンヘッド』と呼ばれる。
計都星は西洋占星術で『ドラゴンテイル』と呼ばれる。
ドラゴンの頭と尾っぽ。
天刑星の化身だった牛頭天王を、
羅睺星と計都星──
ドラゴンヘッドとドラゴンテイル──
頭と体を別々にしたのは、おそらく陰陽師。
牛頭天王がスサノオであり、河童であり、菅原道真であり、ニギハヤヒならば、
これらを封印したのが安倍晴明だった、ということか。
最近『安倍氏』のことを記事にしていたから「ここで反転する?」って感じだ。
これだから妄想はやめられない。