りまりまさんとのやり取りで、
さらに福島県二本松市と郡山市には隠津島神社(おきつしま・じんじゃ)があり、
二本松のほうの宮司家は安部、
郡山市のほうの宮司家は桑野、
さらに隠津島神社の祭神は宗像三神、福岡県宗像からの勧請、
ということも分かった。
日高見国と筑紫国──さらに言えば『宗像』を繋ぐもの。
それが『安倍氏』だと、りまりまさんは言った。
もう、安倍宗任のお墓が宗像市大島にある──
今、わたしは驚きのあまり混乱してる。
こんな記事を発見。
福岡県宗像市大島の安昌院(あんしょういん)に『安倍宗任』のお墓がある。
安倍晋三さんは、
安倍宗任の子孫である。
昭恵夫人と共に『安倍宗任のお墓』を訪ねたのは2021年11月1日。
この時、安倍さんは『初めて』宗任の墓参りをしたのだという。
その翌年、安倍元首相銃撃事件が起きる。
まるで命が絶たれる前に先祖の墓を訪ねたかのよう。
安倍さんはお父上と一緒に東北にある先祖の墓にも参っているが、
亡くなったのは奈良県大和西大寺。
噂によれば『近畿五芒星』のど真ん中だという。
日高見国と宗像を結び、最期の地はヤマトの五芒星の真ん中という不思議。
りまりまさんのおかげで、安部と宗像が繋がった。
これは漫画?みたいだけれど、
安倍宗任と宗像市大島のことを描いているらしい。
あらすじはこんな感じ。
前九年合戦に敗北し、
生きのびた安倍宗任は、数奇な運命をたどった。
陸奥から伊予に、さらに筑紫・大島へと流される。
宗任と彼に関わる人々を綴った三作品を収録。
大島に行き、安倍宗任の人となりを見極めよ──
平安後期・筑紫国宗像。
みちのくの流人・安倍宗任が、宗像の大島にやってくる。
北部九州の大豪族・宗像一族のひとり、宗像氏尚(むなかたうじなお)は、
宗任に会うために大島に向かう。
神宿る島・沖ノ島を舞台に、神とは何かを問い続ける男たちの物語。
まぁ、これはフィクションだろうけれど、
宗像氏尚という人が氣になったので調べたら──なんと実在してた!
宗形氏尚。
宗像大社の第11代大宮司である。
果たして安倍宗任が宗像大社の大宮司と会ったのか、
と言えばそれはない。
なぜなら宗形氏尚の在任期間は1109年〜1118年、
安倍宗任は1032年に生まれ、1108年に亡くなってる。
安倍宗任が亡くなった翌年に宗形氏尚は宗像大社の宮司になっているのだから。
ただしこの2人は同時代に生きていた。
宗形氏尚は宮司になる以前、安倍宗任と会っていた可能性はある。
それに安倍宗任が宗像市大島に流されたあと、
宗像氏と関わりをもち、日朝・日宋貿易の際に重要な役割を果たしたことは事実。
確かに『安倍と宗像』は繋がっていたのだ。
日高見国と筑紫国宗像を安倍宗任が繋いでいたのである。