プーチン大統領のこの発言が6月14日。

ロシアはウクライナとの戦争において『平和的解決』を提案してる。

その条件がウクライナがNATO加盟の意図を放棄する、と宣言すること。

ウクライナには中立でいて欲しいと。

ただし、西側諸国とウクライナが拒否すれば流血の責任を負うことになると。

 

 

 

 

ロシアの原子力潜水艦を含む海軍艦艇4隻がキューバに寄港したのは6月12日。

その日から2日後のプーチン大統領のこの発言は『ラストチャンス』って感じがする。

まぁ、わたし的には『ウクライナは中立でいい』と思ってる。

そもそもウクライナのNATO加盟宣言が『戦争の引金』という感じがするし、

ゼレンスキー大統領は元役者で、そこらへんの政治的判断を誤ったとも感じてる。

 

 

 

 

この戦争──

アメリカと欧州が武器提供を続ける限り、終わらない。

アメリカはまだまだやる氣みたいだけれど、

欧州ではすでにロシア・ウクライナ戦争の持続を望んでいない感もある。

とにかく戦争が長引いたせいで人が死にすぎた。

「誰だよ!この戦争続けてるやつ!」的な空氣もある。

戦争を続けようとするゼレンスキー大統領に対して、

今このタイミングで平和的解決を呼びかけるプーチン大統領。

政治家に必要なものとは『駆け引きのセンス』である。

ここらで戦争をやめなければゼレンスキー大統領は危うくなるだろう。

日本ではアメリカ寄りの報道が主流だけれどね。

ロシアはキューバに寄港して黒幕のアメリカを牽制はしてるけれども、この『ラストチャンス』を欧州とゼレンスキー大統領が蹴るならば結果は火を見るよりも明らか。

今後の動向に注目したい。