戦略情報局(のちのCIA)内に、

第二次世界大戦中『神経戦部』という部署があったそうな。

昭和20年、この『神経戦部』が『赤富士作戦』なるものを提案する。

なんと富士山を赤ペンキで塗り潰し、日本人の士気を下げるという──

耳を疑いたくなるような珍妙な作戦である。

ところが作戦実現に必要な赤ペンキの量は12万トン。

さらにそれを運ぶB29はおよそ3万機必要という──

どう見ても「これは無理!」と言うので『赤富士作戦』はお蔵入りになった。

 

 

その他、

この『神経戦部』は日本の稲荷信仰に目を付けて、

狐にとり憑かれたように思わせて日本人をパニックに陥れるための計画もあったと。

何がなんだかわからない作戦だが、

聞くところによると生きた狐を発光塗料で塗りつぶし、

夜に放って驚かすという冗談としか思えないような内容であったという。

だがこれも狐を日本へ送る手段に目途が立たずに頓挫してしまったようだ。

名づけるとしたら『稲荷作戦』?

本氣なのか疑いたくなるような内容である。

『赤富士作戦』にしろ『稲荷作戦』にしろ、

アメリカが日本を『摩訶不思議な国』と思っていたことが窺える。

 

 

余談になるが、

GHQは伊勢神宮に安置されている八咫鏡の裏面に

ヘブライ語が描かれているのを見た、という。

また四国の剣山の調査もしたと。

 

 

1952年8月26日徳島新聞
 
 
ソロモン王の財宝を探すため、
剣山を発掘した『山本英輔』という元海軍大将がミイラ100体を発見した。
その時の様子が徳島新聞に報道されている。
だがこの100体のミイラは軍が回収してしまい、
現在はどうなったのかわからなくなっているという。
いろいろと怪しい国、日本。
キリストの墓やらモーゼの墓があり、八咫鏡の裏面にはヘブライ語、
そのうえ四国剣山には失われた聖櫃の伝説があり、100体のミイラまで出てる。
おそらくアメリカも何がなんだか分からず、日本という国を調べていたに違いない。
日本人のD遺伝子についても不可解ではある。
日本人とは何者で、真実は一体どこにあるのか?
わたしたち日本人ですら本当のことを知らないのが現状である。