ブラックスワン理論というのがある。
ありえない、起こりえないと思われていたことが急に生じた場合、
予測できない、非常に強い衝撃を与えるという理論。
想像していた事態よりも大きな衝撃が起きることに使われる。
このニュースを見た後で、
政府が4月8日に都内ホテルを3000室抑えているという噂を聞いた。
この噂の出所はわからないが、あちらこちらでツイートされている。なぜ?
不穏な動きは他にもあって、
4月8日(日本時間4月9日)にアメリカを中心に皆既日食が起きる。
これはメキシコ〜アメリカ中東部〜カナダ東部を横断する大規模なもので、
地域によっては最長約4分30秒もの間、壮大な日食が見られるという。
アメリカでは、
テキサス州、ミズーリ州、インディアナ州、オハイオ州、バージニア州、
ペンシルベニア州、ニューヨーク州などを含む広範囲を通過するのだが、
現地を驚かせたのはその規模だけではない。
軌道となる州では一部学校が休校となる他、
住民は食糧の備蓄やガソリンの充填が推奨されており、うち4州では災害宣言を発令。
携帯電話以外の通信手段に加え、クレジットカードが使用不可となった場合に備え
現金の確保が勧められている。
わずか数分の皆既日食のためにここまでする?
もう一つの噂。
人々が最も不気味に感じているのは、その軌道である。
今回の皆既日食はある共通した名前の町を7ヶ所通過するという。
その町の名前とは「Nineveh」だ。
Nineveh(ニネベ)──地方によって違う読み方をする町もあるがスペルは同じ。
「ニネベ」とは旧約聖書に登場する古代アッシリアの都市。
神は堕落したニネベを滅ぼそうとしたが、
預言者ヨナの言葉でその行いを改めた為、破壊を逃れることが出来た。
アメリカにはニネベという名前の町が7カ所ある。
今回の皆既日食では「7つのニネベ」で太陽の光が消える。
黙示録にある「7つの封印」が開いて神の裁きが始まる前兆ではないか、
とアメリカで話題になっているのだ。
そう言えば…
4月5日から映画「オーメン:ザ・ファースト」が始まった。
奇しくも日本ではその日に「すずめの戸締まり」を地上波放送してる。
なんだろね?予防線のような気もするけれど。
くれぐれもブラックスワンとならぬよう祈る。