初めまして、9月入社工事部のY・Mです。若手ですが、歳は内緒です。初のブログです。
工事部なのでこれまでの施工経験を書こうと思いましたが、今回は良き思い出を書かせて
いただきます。
今から7年前になりますが、川崎のとある豆腐屋の親父さんが一代で築いたマンションを施工
した時のお話になります。
工事を着工する前に現地打ち合わせがあるのですが、その時に店の入り口横に凄く朽ちた
リヤカーがありこれは処分して欲しいとの事でした。(当時は、業者が取りに来るおから置き
になっていた)
気になってはいたのですが足場組立が始まり、そのリヤカーも敷地内の駐車場に皆で運び、
解体して処分する予定となっていました。
工事が進むにつれ、親父さんの奥様よりリヤカーの昔話を伺う機会があり、”よし、直そう”と
考え直し、奥様と計画をして、補修することとしました。
親父さんは免許がなく、20年近く補修を繰り返し、自分でリヤカーを引っ張って豆腐の
納品をしていた、いわば相棒のような存在だったそうです。(マジか!!!!)
マンション修繕工事も順調に進み、工期2週間前には時間もできたので検査等の合間に
補修を始めました。
腐った持ち手は切断、木の取っ手を付け、溶接で繋ぎ、サンダーですべてケレンをおこない、
錆止め3回塗り、上塗り4回置く場所が斜めでしたので、奥のタイヤの車輪は半分にして固定、
コンパネも防水塗料を塗りたくりました。(笑)
しかし、竣工前に別の現場の応援に入る事になり、日曜日に出向き仕上げを行い、店の横に
設置し、奥様がご主人、息子夫婦を呼び引き渡しをしました。
ご主人は、笑って「ありがとう」と言ってくださいました。感無量でした!!
11月半ば川崎に行く用事があり、帰りにたまたまその話を友人にして
豆腐でもよって買うかなーと店の先で止まる瞬間、えっ・・・・・リヤカーが、あるぜ。
店に走っていきました。店内には親父さんがいて、当時の話をして、豆腐、おからハンバーグ等
を買い帰路につきました。
7年雨ざらしでしたが、写真の通り綺麗でした。
会社にこういう男もいるんだと思っていただけたら幸いです。

M.Y