この記事は 2022年に私が体験した事を「回想」として綴ったものです...
富士山最古の登拝道「村山道」は、春夏秋冬 様々な姿を見せてくれます。ふじ爺は これまで何度も歩いていますので、これまでのベストショットを織り込みながら綴っていきます。

7月30日...7月29日 PM17:34に 海抜0mの田子の浦 鈴川海岸をスタートして、村山古道の六辻で ちょうど12時間が経過しました。
これから、いよいよ村山古道の樹林帯へと歩を進めます。
↑AM5:25..村山古道 1基目の馬頭観世音から、六辻へ向かって歩を進めます。
↑AM5:34..本格的な山道となる、その入口「六辻」に着きました。(海抜638m)
冒頭でも述べていますが、前日の7月29日 PM17:34に 海抜0mの田子の浦 鈴川海岸をスタートして、村山古道の六辻で ちょうど12時間が経過しました。
前日は AM7:00に起床していますから、22時間34分 起きっぱなしで寝ていません。アドレナリンの覚醒パワーで歩いています。
↑AM5:37..肩幅しかない山道を登って行きます。
↑AM5:42..立堀沢の右岸に村山古道がありましたが、土石流で洗掘されてしまいました。
↑【参考写真 2019年7月11日撮影】
2019年の時には写真の様に、立堀沢右岸沿いに村山古道がありました。
↑AM5:43..村山古道が洗掘されてしまったため、畠堀操八先生が「立堀沢の土石流が流れ込んで通れなくなりました。植林地の林床を歩かせていただきます。」という案内書を貼って下さっています。
本当にありがたいです。
↑AM5:46..真ん中の細い林床を進みます。
↑【参考写真 2019年7月11日撮影】
この写真も2019年に撮影したもので、 前の写真とほぼ同じ場所で撮影したものです。3年もの間に村山古道が洗掘された事が分かると思います。
↑AM5:49..村山古道のコセイタカスギゴケ(小背高杉蘚)
↑AM5:55..深く洗掘され、溶岩流が露頭した村山古道を進みます。足元は既に泥だらけです。
↑【参考写真 2019年7月11日撮影】
この写真も2019年に撮影したもので、 前の写真とほぼ同じ場所で撮影したものです。3年もの間に村山古道が土石流で深く洗掘された事が分かると思います。
↑AM6:03..林道「富士裾野線」に出ました。(海抜740m)
ここから数分で「しの字杉」です。
↑AM6:05..「しの字杉」が見えて来ました♪
村山浅間神社を出発して約1時間10分、しの字杉奥からの木漏れ陽を目にし 、一点の不安もなく 全身にこれまで感じた事もないほどの力がみなぎって来ました。

こちらもそうですが、村山古道は土石流で洗掘されています。
↑【参考写真 2019年7月11日撮影】
この写真も2019年に撮影したもので、 前の写真とほぼ同じ場所で撮影したものです。3年もの間に村山古道が洗掘された事が分かると思います。
↑AM6:07..太陽の陽射しを浴びます♪
朝日を浴びる事で体内時計がリセットされ、脳の覚醒を促すセロトニンの分泌が活発します。
↑AM6:08..村山古道「しの字杉」の勇姿!素晴らしい♪(海抜743m)
以前は 幹を巻く様に苔がビッシリと育っていましたが、土石流で半分以上 剥がれてしまいました。
残念です..

↑【参考写真 2019年7月11日撮影】
この写真は2019年に「しの字杉」を撮影したもので、苔むした幹に感動した覚えがあります。
青色の線が 田子の浦 鈴川海岸からスタートして、村山古道「しの字杉」までのルートです。
これから、村山古道 発心門→札打場へと歩を進めます。

つづく...