はい。感想書きます。
Aブロック
1 RG
トランプ漫談。
なんだかあまり盛り上がってないですね。
ほぼ英語なので、英語→日本語に脳内変換する間があるから笑いがついていかないとか?
Rさんって「スカシ」が好きで、今回も「ドラッグ…ドラッグストア」とか「テロリスト」とかあったけど、ここも含めもっとウケてもいい気がする。なんだか、おいでやす小田のネタじゃないけど、ここを間に受けすぎると次の展開で笑えない気がするので、そこまで笑いが広がらないのかな。
2 横澤夏子
あ、これ2年前の準決勝で見た。今回もその時みたいに、自分で自転車搬入してきたのかなあ。当日券に並んでた僕にも挨拶してくれて腰の低い人だった。
その時見た印象と今回のネタで、なんだかテンポが早すぎるなあと思った。
というか、Aグループ自体が早かった。
早すぎると「あー、ちらし寿司楽しみだなー(棒読み)」がそこまで生きないと思うんですよね。
3 三浦マイルド
3回戦でも見たけど、やはり爆発力が違うなあ。その時はもう後半で客が疲れてる中での登場で爆笑さらってたし。
ただ、前述の通りテンポが早くて逆に平坦になってたのが惜しかった。
あと審査員の中には(特に清水ミチコ)「2本目があるのは三浦マイルドだが、かと言って決勝にあげて優勝されてもメリットがなさそう」っていうのがあったのではという邪推。
4 サンシャイン池崎
敗者復活。まあこの辺は予想通り。
最初の1分は爆発するものの、後があんまり…というので準決勝止まりというのを見たけど、まさにその通りだなあ。
テレビのフィルターだから面白く見えるけど、準決勝のホールで見たら「?」になりそう。
勢いだけでなくテクニックもーーというのが、最初の部分だとしたら比重が大きすぎるのでは。
進出はサンシャイン池崎。
清水ミチコとお茶の間投票が決め手に。
Bブロック
1 ゆりあんレトリィバァ
アカデミー賞のネタと同じく一言ワードネタ。
CMに出てくるような清純派芸能人っぽく少し毒づく設定。
ヤンキー批判のところは一般向けでいいと思うのだけど、それまでの世界観とは一転して急にテーマが限られてきてしまうとも思うし、逆にエンジンをかけてネタに盛り上がりを作っているとも思うし、どちらが良かったのだろう。
人には人の尿酸値はとても気に入りました。
2 石出奈々子
「少し毒はあるが、基本平和なネタ」という前情報があったけど、正にそんなネタだった。というか、浅井企画なんですね。
なんというか、浅井企画の人が好きそうなネタ構成ですよね。
大阪イジリとしては至極ベタな部分を言ってるのだと思うけど、相手の社会的弱点を良しとするジブリの世界観が付随されているから、あんまり粗悪なネタに見えない。
不思議三段オチで掛布ーも面白かった。
3 ルシファー吉岡
ものすごい面白いかと言われると違うけど、ものすごい良いネタだ。
賞レースで評価するのも違うのかもしれないけど、バラエティでこれを評価しても世の中のお笑いの流行を作れないので、もう少しこの手のネタを賞レースで評価してあげても良かった気がする。
「笑いの量が少ないのに」と言われることを恐れる審査員の気持ちもわかるが。
4 紺野ぶるま
いやーびっくりした。まさか敗者復活で来るとは。というのも、確かに面白いけど、それは「紺野ぶるまがこんな真っ当なネタを!?」という驚きがあったから。
ネタの内情は、安易な批判ネタ、あるあるネタなので、ここまで評価されるとは思わなかった。
3回戦で見た時も、敗者復活を見た人の感想でも、勢いは感じたが…。
やはり、ネタは面白いです。でも、昔からR-1の審査員(板尾を除き)はブラックネタが嫌いなんだな。話もあがらず、点も入りさえもしないとは思わなかったけど。
ゆりあんがお茶の間投票1位なのはかなり意外。この人ってナチュラルヒールだと思ってたから。
Cブロック
1 ブルゾンちえみ
今大会が興味深いな、と思ったのが
ブルゾンちえみだけ準決勝とネタ変えてるんですよね。準決勝はそんなにウケてなくて、でも決勝に上がっていて。
まあ、R-1ってそういう大会なので、今更気にもしていないけど、ネタを変えたのが本人の意思なのか番組側の意向なのか。
それで知名度を取って、2年目の芸人を上げた結果がセリフを飛ばすアクシデントという。まあ、プッシュに耐えられなければ地位向上はないというのが世の常ではありますけど、ちょっとさすがに今回で改めた方がいいなーと思って。一昨年の厚切りジェイソンも準決勝でバカウケしたとはいえ、1年未満で決勝に上がって漢字間違えて浮ついてたしな。
僕ら、R-1はもう賞レースの皮を被ったバラエティ番組だと認識してるところがあるけど、ピン芸だけに一番賞レースの怖さを実感できるのもR-1なんだよね。助けがないし。
もし、間違いがなくちゃんとネタをやりきっていたら、どう評価されてたんだろう?というのは気になる。
2 マツモトクラブ
ルシファー吉岡の項でも言ったけど、こういうのにも救いがないとダメだ。
もちろん、賞レースであるのとR-1という特性を考えて、対策を講じ乗り越えていかないともいけないわけだけど。
マツモトクラブの場合は、準決勝でもそこそこウケだったわけだから、また違うアプローチをするべきだよね。
3 アキラ100%
要因はただの宴会芸だったのを「ショー」と謳うことで「エンタメ化」させることによって、1人芸に昇華させたことだと思うんですよね。股間を隠すというミニマムな笑いを、見せ方やブリッジの話でどう大きくさせるか。それが、このネタだと出来てるからこそ評価に繋がったと思います。
4 おいでやす小田
昨年と同じパターン。
このネタの妙というか上手いところは
一人演技でいかにセリフとセリフの距離を取れるか。
演劇をやっていた頃に、役者によく言ってたのが、電話をする演技で「相手が話しているのを聞く演技、相手が話していると思わせる演技をして下さい」と。台本上は一人分のセリフしかないわけだけど、舞台上では2人分セリフがなければリアルにならない。基礎的なことですけどね。
本当に前がアキラ100%でなかったら、ファイナルに行っていたかも。
進出はアキラ100%。
「裸芸はアリにしました」っていうのは最大限の賛辞な気がしますね。
しかし、マツモトクラブは一票も入らないかあ。厳しいなあ。
ファイナル
サンシャイン池崎も石出奈々子も、2本目が1本目も上回れず、アキラ100%だけが同じくらいのネタが出来た。
消去法というけれど、決勝に上がった時点で勝ち目だったと言うべきか。
もうこれ、審査員も芸人もどっちも悪いと思うんだけど
ウケ度で選んでもコケるし
ネタの精度で選んでも「笑えるところがない」って言われちゃうし
R-1、八方塞がりじゃないですか?
なにしてもダメじゃない?
準決勝の審査がーって言う人もいるけど、割とガチで選出したら視聴率が最低叩き出したときもあるし
知名度で選んだら、最終的に今回みたいなプレッシャーに負けてしまうこともあるし
いくら、ピン芸が見る手側の補完能力が必要とされるカテゴリとはいえ
ここまで悲壮感がある賞レースもなかなか…。
これまでの優勝者で売れなかった人は二本目が「まあ…他と比べたら…」という消去法選出だったので、アキラ100%もそうならないことを心から祈っています。
いーじょーう!
Aブロック
1 RG
トランプ漫談。
なんだかあまり盛り上がってないですね。
ほぼ英語なので、英語→日本語に脳内変換する間があるから笑いがついていかないとか?
Rさんって「スカシ」が好きで、今回も「ドラッグ…ドラッグストア」とか「テロリスト」とかあったけど、ここも含めもっとウケてもいい気がする。なんだか、おいでやす小田のネタじゃないけど、ここを間に受けすぎると次の展開で笑えない気がするので、そこまで笑いが広がらないのかな。
2 横澤夏子
あ、これ2年前の準決勝で見た。今回もその時みたいに、自分で自転車搬入してきたのかなあ。当日券に並んでた僕にも挨拶してくれて腰の低い人だった。
その時見た印象と今回のネタで、なんだかテンポが早すぎるなあと思った。
というか、Aグループ自体が早かった。
早すぎると「あー、ちらし寿司楽しみだなー(棒読み)」がそこまで生きないと思うんですよね。
3 三浦マイルド
3回戦でも見たけど、やはり爆発力が違うなあ。その時はもう後半で客が疲れてる中での登場で爆笑さらってたし。
ただ、前述の通りテンポが早くて逆に平坦になってたのが惜しかった。
あと審査員の中には(特に清水ミチコ)「2本目があるのは三浦マイルドだが、かと言って決勝にあげて優勝されてもメリットがなさそう」っていうのがあったのではという邪推。
4 サンシャイン池崎
敗者復活。まあこの辺は予想通り。
最初の1分は爆発するものの、後があんまり…というので準決勝止まりというのを見たけど、まさにその通りだなあ。
テレビのフィルターだから面白く見えるけど、準決勝のホールで見たら「?」になりそう。
勢いだけでなくテクニックもーーというのが、最初の部分だとしたら比重が大きすぎるのでは。
進出はサンシャイン池崎。
清水ミチコとお茶の間投票が決め手に。
Bブロック
1 ゆりあんレトリィバァ
アカデミー賞のネタと同じく一言ワードネタ。
CMに出てくるような清純派芸能人っぽく少し毒づく設定。
ヤンキー批判のところは一般向けでいいと思うのだけど、それまでの世界観とは一転して急にテーマが限られてきてしまうとも思うし、逆にエンジンをかけてネタに盛り上がりを作っているとも思うし、どちらが良かったのだろう。
人には人の尿酸値はとても気に入りました。
2 石出奈々子
「少し毒はあるが、基本平和なネタ」という前情報があったけど、正にそんなネタだった。というか、浅井企画なんですね。
なんというか、浅井企画の人が好きそうなネタ構成ですよね。
大阪イジリとしては至極ベタな部分を言ってるのだと思うけど、相手の社会的弱点を良しとするジブリの世界観が付随されているから、あんまり粗悪なネタに見えない。
不思議三段オチで掛布ーも面白かった。
3 ルシファー吉岡
ものすごい面白いかと言われると違うけど、ものすごい良いネタだ。
賞レースで評価するのも違うのかもしれないけど、バラエティでこれを評価しても世の中のお笑いの流行を作れないので、もう少しこの手のネタを賞レースで評価してあげても良かった気がする。
「笑いの量が少ないのに」と言われることを恐れる審査員の気持ちもわかるが。
4 紺野ぶるま
いやーびっくりした。まさか敗者復活で来るとは。というのも、確かに面白いけど、それは「紺野ぶるまがこんな真っ当なネタを!?」という驚きがあったから。
ネタの内情は、安易な批判ネタ、あるあるネタなので、ここまで評価されるとは思わなかった。
3回戦で見た時も、敗者復活を見た人の感想でも、勢いは感じたが…。
やはり、ネタは面白いです。でも、昔からR-1の審査員(板尾を除き)はブラックネタが嫌いなんだな。話もあがらず、点も入りさえもしないとは思わなかったけど。
ゆりあんがお茶の間投票1位なのはかなり意外。この人ってナチュラルヒールだと思ってたから。
Cブロック
1 ブルゾンちえみ
今大会が興味深いな、と思ったのが
ブルゾンちえみだけ準決勝とネタ変えてるんですよね。準決勝はそんなにウケてなくて、でも決勝に上がっていて。
まあ、R-1ってそういう大会なので、今更気にもしていないけど、ネタを変えたのが本人の意思なのか番組側の意向なのか。
それで知名度を取って、2年目の芸人を上げた結果がセリフを飛ばすアクシデントという。まあ、プッシュに耐えられなければ地位向上はないというのが世の常ではありますけど、ちょっとさすがに今回で改めた方がいいなーと思って。一昨年の厚切りジェイソンも準決勝でバカウケしたとはいえ、1年未満で決勝に上がって漢字間違えて浮ついてたしな。
僕ら、R-1はもう賞レースの皮を被ったバラエティ番組だと認識してるところがあるけど、ピン芸だけに一番賞レースの怖さを実感できるのもR-1なんだよね。助けがないし。
もし、間違いがなくちゃんとネタをやりきっていたら、どう評価されてたんだろう?というのは気になる。
2 マツモトクラブ
ルシファー吉岡の項でも言ったけど、こういうのにも救いがないとダメだ。
もちろん、賞レースであるのとR-1という特性を考えて、対策を講じ乗り越えていかないともいけないわけだけど。
マツモトクラブの場合は、準決勝でもそこそこウケだったわけだから、また違うアプローチをするべきだよね。
3 アキラ100%
要因はただの宴会芸だったのを「ショー」と謳うことで「エンタメ化」させることによって、1人芸に昇華させたことだと思うんですよね。股間を隠すというミニマムな笑いを、見せ方やブリッジの話でどう大きくさせるか。それが、このネタだと出来てるからこそ評価に繋がったと思います。
4 おいでやす小田
昨年と同じパターン。
このネタの妙というか上手いところは
一人演技でいかにセリフとセリフの距離を取れるか。
演劇をやっていた頃に、役者によく言ってたのが、電話をする演技で「相手が話しているのを聞く演技、相手が話していると思わせる演技をして下さい」と。台本上は一人分のセリフしかないわけだけど、舞台上では2人分セリフがなければリアルにならない。基礎的なことですけどね。
本当に前がアキラ100%でなかったら、ファイナルに行っていたかも。
進出はアキラ100%。
「裸芸はアリにしました」っていうのは最大限の賛辞な気がしますね。
しかし、マツモトクラブは一票も入らないかあ。厳しいなあ。
ファイナル
サンシャイン池崎も石出奈々子も、2本目が1本目も上回れず、アキラ100%だけが同じくらいのネタが出来た。
消去法というけれど、決勝に上がった時点で勝ち目だったと言うべきか。
もうこれ、審査員も芸人もどっちも悪いと思うんだけど
ウケ度で選んでもコケるし
ネタの精度で選んでも「笑えるところがない」って言われちゃうし
R-1、八方塞がりじゃないですか?
なにしてもダメじゃない?
準決勝の審査がーって言う人もいるけど、割とガチで選出したら視聴率が最低叩き出したときもあるし
知名度で選んだら、最終的に今回みたいなプレッシャーに負けてしまうこともあるし
いくら、ピン芸が見る手側の補完能力が必要とされるカテゴリとはいえ
ここまで悲壮感がある賞レースもなかなか…。
これまでの優勝者で売れなかった人は二本目が「まあ…他と比べたら…」という消去法選出だったので、アキラ100%もそうならないことを心から祈っています。
いーじょーう!