いつもながら遅れた感想です。
興味ある人は是非読んでね。今年は録画で見て、先に優勝者を知ってしまったのでいつもとは少し柔らかい見方になってると思います。リアルタイムで見るとね、どうしてもね。
さて、他の賞レースよりもかなり薄味なR—1ですが
今年も例外なくバラエティ番組的な作りですね。まあ、もうR—1に対してはそういう見方でいいんでしょうが。
A
1:岸学
すごくどーでもいいんですが、この人の目が怖くて見れません。
さ、ジャックバウアーを捨てて確か1人コントを準決勝でやったんだよなあ
と思いながら見だすと、やっぱり1人コントでしたね。
題材はダイエットマンが唐揚げと戯れるネタ。うっわ、すっごくチープ!
ジャックバウアーのときも感じるんですが、1人コントをやっている割には
少し恥ずかしそうにやっているというか、声が笑い気味なので
なんだかこっちも「お、おう・・・頑張れよ・・・」みたいな気持ちになっちゃわないですか?
今回もそう感じてしまったので、なんだかあんまりピンときませんでした。
2:三浦マイルド
うちの家は在京広島人なので、大好評だったんですが
これ、他の県の人が見ても面白かったんですかね?それが疑問です。
ネタの構成的には「広島弁は怖くないですよー」→めちゃめちゃ怖い
このネタが正解なのか、あるいは「広島弁は怖くないですよー」→可愛らしい文を広島弁で言う→めちゃめちゃ怖い
のが良いのかどっちがいいんでしょうかね。ほとんど顔芸の世界でしたが。
「いびせえ」はいまや広島の人に言っても「?」って顔をされるローカル広島弁です。
「パープー」は親が子供に言ったり、親しい仲に対して言う言葉なので
決して「ははっ、先輩。パープーですね」などと言ってはいけませんよ。
僕は小さい頃から今でも親に言われ続けています。えへへ。
3:ヤナギブソン
そもそも「大谷」に意味はあったのでしょうか。
色んな円グラフがポップアップのように出てくるのは良かったと思います。
好きな円グラフを円グラフで表すというのも。
ただ、ネタ時間が3分って聞いてそりゃあなぁという印象しかありません。
去年でさえ「ほんとはもっと長いネタなんだろうなあ」と思ったぐらいなのに。
そうそう。桃太郎のキジは「なんでいるんだ」系でよくいじられますが
あやつは鬼の目を突くためにいるんですよ。ひっかく、かみつくしかできない猿犬とはわけが違うんですよ。
4:プラスマイナス岩橋
あれ…準決勝ってなにやってたっけなあ…
なんだか、よくわからないまま始まって終わっていった印象。
覚えているものとしたらEXILEの歌がうまかったなあというぐらい。
まあ、特に何かを書くこともないでしょう。
B
1:ヒューマン中村
準決勝でもやっていたネタで
おそらく、かなり練度のネタなのでしょう。
「ぽい」だけではなく、色々なアプローチを見せていたのも良かったと思います。
文字の色合いも良かったですしね。
2:三遊亭こうもり
すえたかとーむー
単純に落語の土俵で闘おうとした姿勢は好きでしたね。
その方が珍しげだとしても、求められるじゃないですか。
都々逸も実際にあるお題目。
三分ということで、落語の間というのが見せられなかったのがこのネタとしては痛いとこだったのかも。
個人的にはさかもと未明っていうのが、なんともへんちくりんなチョイスで良かったと思います。
こういうネタを「おーうまいねぇ」だけでなく「ははっ、うまいねぇ」と少し笑いを溢すことのできる、ちょっと擦れた大人になりたいです。
3:田上よしえ
純粋に、田上よしえが賞レースで評価対象になってるってだけで、オンバト世代としては涙ものですよ。
バーテンダーネタは十八番と言っていいネタ。
まさに落語のように時事ネタを変えながらいつでもできるネタだと思います。
コントのようにストーリーが進んでいくわけではなくて
いわゆる「手数的」なネタなんですが
よく考えてみたら、今大会で評価されてるのって
「羅列ネタ」のような「手数」ものですね。
最後のオチですが、田上よしえの「悔いのないようなこと」ってこういうちょっと雑な試みなんじゃないかなあと思います。ま、らしいっちゃらしい。
パックンマックン外人。
4:桂三度
で、こうもりと違うのは
こっちは「落語に見せかけたコント」ということ。
準決勝ではあまり受けてなかったみたいですが、まあ師匠がいるしねー。
落語らしいところって「じゅげむ」のとこぐらいだし。
「謎の言葉をそれっぽく言ってみる」クイズという発想はさすがという感じなんですが、落語スタイルじゃなくてもなあ。
普通に見たらわかりやすくて面白いネタだったと思います。
C
1:キンタロー。
実はまじまじとネタを見るのは初めてだったり。
芸歴一年目だからこんなもんとみるか、芸歴一年目にしては
と見るかの違いだと思います。
僕は後者で見たので、割とほのぼの見ました。
前田敦子の物真似でアントニオ猪木のものまねをやってみるというのが、チェンジオブペースになって良かった点かと。
あと、ウィッグをつけてない顔を初めて見たので新鮮でした。
2:スギちゃん
仕分けというと、笑う犬の小須田部長を思い出しますね。
ネタというより、バラエティ番組でなんかやってるって感じでしたね。
相変わらず思うのは、スギちゃんを見てると心理学で良く言われる「吊り橋効果」を思い出しますね。
名古屋ではワイルドキャラを封印してレポーターやってますし、ゆったりこのまま進んでいってほしいものです。
3:アンドーひであき
いわゆるロボットダンスというかアニメーションダンスというか。
なんていうか、去年のサイクロンZとはなんだったのか?
と感じました。
しかし、新鮮身もあるし
形態模写としては面白かったですね。
4:雷ジャクション
準決勝ではかなり受けていたみたいですが、前が前だったので
勢いが吸収されてしまった感。
ただ、何かに怯えながらネタをやるというのは面白い発想。
最後のカメラの引きがあらびき団っぽかったね。
決勝
1三浦マイルド
羅列ネタというのは時に悪性の癌だと思うのですが
今回も「正直なあ…」というのが感想です。
かつての中山功太のネタのように「何を言っても予想外」ということもなく、前節の「にしおかさんの言葉」というのに後節がかかりすぎているため、そんなに驚きのあるワードでもなかったと思います。
2:ヒューマン中村
フリップ芸で名を馳せて(た)いる人って、ただフリップじゃなくてなにか一芸を持ってるじゃないですか。
ヒューマン中村にはそれがないなって。
それと、フリップをめくるときの「えー」とかのコメントが結果、淡白に見せてしまっていると思います。ただ、こういう「言葉ネタ」って受けが良くて今回も「ヒューマン中村が面白かった」という意見が多数出ていますね。この感じはなんだろうなあ、と思ったところ
プロレスにおいてハイフライヤーは客受けがいいが、決して試合巧者とは限らない
という結論にたどり着きました、ヒューマン中村っておそらく面白いんでしょうが、じゃあ芸人として魅力があるかってそうではなくて、二本目の「しりとり」のようなネタだったら没個性だなって思います。だから、一本目のネタのような破壊力のあるネタを見たいです。
3:アンドーひであき
今どきチャップリンを見て「キャッキャッ」と笑える人はいるんですかね。
ネタを見たあとに「たぶんテレビにいっぱい出るのはこの人だろうなあ」と思ったら案の定でしたね。みな考えることは同じか。
笑いは一番なかったアンドーひであきが三人の中では一番芸があったという皮肉。
今回「いつもよりも面白かった」という声も聞きますが、いつもは意味を為さない観覧芸能人の表情が暗いのを見て「そりゃそうだよなあ」と思ってしまいました。
一人だからこそ自由に出来るピンネタが逆に自分等の首を絞めているようなネタが多いような気がして、今回のアンドーひであきのような変わり種を投入していなければもっとドンヨリした大会だったのかも、と思うとゾッとします。
というわけで「ほいじゃあの。」
Android携帯からの投稿
興味ある人は是非読んでね。今年は録画で見て、先に優勝者を知ってしまったのでいつもとは少し柔らかい見方になってると思います。リアルタイムで見るとね、どうしてもね。
さて、他の賞レースよりもかなり薄味なR—1ですが
今年も例外なくバラエティ番組的な作りですね。まあ、もうR—1に対してはそういう見方でいいんでしょうが。
A
1:岸学
すごくどーでもいいんですが、この人の目が怖くて見れません。
さ、ジャックバウアーを捨てて確か1人コントを準決勝でやったんだよなあ
と思いながら見だすと、やっぱり1人コントでしたね。
題材はダイエットマンが唐揚げと戯れるネタ。うっわ、すっごくチープ!
ジャックバウアーのときも感じるんですが、1人コントをやっている割には
少し恥ずかしそうにやっているというか、声が笑い気味なので
なんだかこっちも「お、おう・・・頑張れよ・・・」みたいな気持ちになっちゃわないですか?
今回もそう感じてしまったので、なんだかあんまりピンときませんでした。
2:三浦マイルド
うちの家は在京広島人なので、大好評だったんですが
これ、他の県の人が見ても面白かったんですかね?それが疑問です。
ネタの構成的には「広島弁は怖くないですよー」→めちゃめちゃ怖い
このネタが正解なのか、あるいは「広島弁は怖くないですよー」→可愛らしい文を広島弁で言う→めちゃめちゃ怖い
のが良いのかどっちがいいんでしょうかね。ほとんど顔芸の世界でしたが。
「いびせえ」はいまや広島の人に言っても「?」って顔をされるローカル広島弁です。
「パープー」は親が子供に言ったり、親しい仲に対して言う言葉なので
決して「ははっ、先輩。パープーですね」などと言ってはいけませんよ。
僕は小さい頃から今でも親に言われ続けています。えへへ。
3:ヤナギブソン
そもそも「大谷」に意味はあったのでしょうか。
色んな円グラフがポップアップのように出てくるのは良かったと思います。
好きな円グラフを円グラフで表すというのも。
ただ、ネタ時間が3分って聞いてそりゃあなぁという印象しかありません。
去年でさえ「ほんとはもっと長いネタなんだろうなあ」と思ったぐらいなのに。
そうそう。桃太郎のキジは「なんでいるんだ」系でよくいじられますが
あやつは鬼の目を突くためにいるんですよ。ひっかく、かみつくしかできない猿犬とはわけが違うんですよ。
4:プラスマイナス岩橋
あれ…準決勝ってなにやってたっけなあ…
なんだか、よくわからないまま始まって終わっていった印象。
覚えているものとしたらEXILEの歌がうまかったなあというぐらい。
まあ、特に何かを書くこともないでしょう。
B
1:ヒューマン中村
準決勝でもやっていたネタで
おそらく、かなり練度のネタなのでしょう。
「ぽい」だけではなく、色々なアプローチを見せていたのも良かったと思います。
文字の色合いも良かったですしね。
2:三遊亭こうもり
すえたかとーむー
単純に落語の土俵で闘おうとした姿勢は好きでしたね。
その方が珍しげだとしても、求められるじゃないですか。
都々逸も実際にあるお題目。
三分ということで、落語の間というのが見せられなかったのがこのネタとしては痛いとこだったのかも。
個人的にはさかもと未明っていうのが、なんともへんちくりんなチョイスで良かったと思います。
こういうネタを「おーうまいねぇ」だけでなく「ははっ、うまいねぇ」と少し笑いを溢すことのできる、ちょっと擦れた大人になりたいです。
3:田上よしえ
純粋に、田上よしえが賞レースで評価対象になってるってだけで、オンバト世代としては涙ものですよ。
バーテンダーネタは十八番と言っていいネタ。
まさに落語のように時事ネタを変えながらいつでもできるネタだと思います。
コントのようにストーリーが進んでいくわけではなくて
いわゆる「手数的」なネタなんですが
よく考えてみたら、今大会で評価されてるのって
「羅列ネタ」のような「手数」ものですね。
最後のオチですが、田上よしえの「悔いのないようなこと」ってこういうちょっと雑な試みなんじゃないかなあと思います。ま、らしいっちゃらしい。
パックンマックン外人。
4:桂三度
で、こうもりと違うのは
こっちは「落語に見せかけたコント」ということ。
準決勝ではあまり受けてなかったみたいですが、まあ師匠がいるしねー。
落語らしいところって「じゅげむ」のとこぐらいだし。
「謎の言葉をそれっぽく言ってみる」クイズという発想はさすがという感じなんですが、落語スタイルじゃなくてもなあ。
普通に見たらわかりやすくて面白いネタだったと思います。
C
1:キンタロー。
実はまじまじとネタを見るのは初めてだったり。
芸歴一年目だからこんなもんとみるか、芸歴一年目にしては
と見るかの違いだと思います。
僕は後者で見たので、割とほのぼの見ました。
前田敦子の物真似でアントニオ猪木のものまねをやってみるというのが、チェンジオブペースになって良かった点かと。
あと、ウィッグをつけてない顔を初めて見たので新鮮でした。
2:スギちゃん
仕分けというと、笑う犬の小須田部長を思い出しますね。
ネタというより、バラエティ番組でなんかやってるって感じでしたね。
相変わらず思うのは、スギちゃんを見てると心理学で良く言われる「吊り橋効果」を思い出しますね。
名古屋ではワイルドキャラを封印してレポーターやってますし、ゆったりこのまま進んでいってほしいものです。
3:アンドーひであき
いわゆるロボットダンスというかアニメーションダンスというか。
なんていうか、去年のサイクロンZとはなんだったのか?
と感じました。
しかし、新鮮身もあるし
形態模写としては面白かったですね。
4:雷ジャクション
準決勝ではかなり受けていたみたいですが、前が前だったので
勢いが吸収されてしまった感。
ただ、何かに怯えながらネタをやるというのは面白い発想。
最後のカメラの引きがあらびき団っぽかったね。
決勝
1三浦マイルド
羅列ネタというのは時に悪性の癌だと思うのですが
今回も「正直なあ…」というのが感想です。
かつての中山功太のネタのように「何を言っても予想外」ということもなく、前節の「にしおかさんの言葉」というのに後節がかかりすぎているため、そんなに驚きのあるワードでもなかったと思います。
2:ヒューマン中村
フリップ芸で名を馳せて(た)いる人って、ただフリップじゃなくてなにか一芸を持ってるじゃないですか。
ヒューマン中村にはそれがないなって。
それと、フリップをめくるときの「えー」とかのコメントが結果、淡白に見せてしまっていると思います。ただ、こういう「言葉ネタ」って受けが良くて今回も「ヒューマン中村が面白かった」という意見が多数出ていますね。この感じはなんだろうなあ、と思ったところ
プロレスにおいてハイフライヤーは客受けがいいが、決して試合巧者とは限らない
という結論にたどり着きました、ヒューマン中村っておそらく面白いんでしょうが、じゃあ芸人として魅力があるかってそうではなくて、二本目の「しりとり」のようなネタだったら没個性だなって思います。だから、一本目のネタのような破壊力のあるネタを見たいです。
3:アンドーひであき
今どきチャップリンを見て「キャッキャッ」と笑える人はいるんですかね。
ネタを見たあとに「たぶんテレビにいっぱい出るのはこの人だろうなあ」と思ったら案の定でしたね。みな考えることは同じか。
笑いは一番なかったアンドーひであきが三人の中では一番芸があったという皮肉。
今回「いつもよりも面白かった」という声も聞きますが、いつもは意味を為さない観覧芸能人の表情が暗いのを見て「そりゃそうだよなあ」と思ってしまいました。
一人だからこそ自由に出来るピンネタが逆に自分等の首を絞めているようなネタが多いような気がして、今回のアンドーひであきのような変わり種を投入していなければもっとドンヨリした大会だったのかも、と思うとゾッとします。
というわけで「ほいじゃあの。」
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