1:カウカウ山田よし
・敗者復活戦から二日で一分足すのは、少しきつかったか。足した一分の部分、少しネタの完成度が低かった気が。

・緊張のせいか、テンポが悪いような気がした。BGMがあるのに、テンポが悪いってどういうことだ。つまり、BGMが無くてもよかったのでは?
曲のテンポに合わせてしまい、間が使えていないように思える。前回のテニスの審判もエコーと間が合わさっていたから、高得点だったのだと考えると。


2:バカリズム
・深夜番組でバカリズムがやってたヒーローもののコントっぽい感じ。

・客がフリップ芸を求めすぎて、やや肩透かしを食らっていたような。

・ネタの構成がやや平坦になってしまった感。フリップを中盤に持ってきて、ヒーロー設定の食傷感を無くすような仕組みでも良かったかも。

・オチも良くないなぁ。バカリズムならもっと出来るって客も思っただろう。


3:いとうあさこ
・アラフォーが頑張って動いて、息切れしてるのを楽しむものなのか?

・リボンに絡まってるのは置いといて、完全にバタバタしてるのを賞レースでやるなよ、と少し思ってしまった。タイプは違えど、バタバタしてるのを楽しむってそれは、もう中学生が面白いと思うのと同じなのでは?

・楽しく見る分にはいいが、やっぱりなんやかんや言っても賞レースだし
バラエティ要素組み込む必要は無いんじゃないのかなって少し思う。

・あんまり得意な芸人じゃないから、どうしても穿った見方になってしまう。反省。


4:グラップラーたかし
・バキ顔だと思ったら、ただの猪木顔だったでござる。

・彼のwiki見ると、ものまねのレパートリーは決して少なくないんだなぁ。

・何人も何人も出せば、確かにそれは芸なのかもしれないけど
それはものまね大会であって、これはR-1でものまね大会ではないのだから、ある程度縛られたキャラクターでストーリーに沿ってネタをやるのは当然だと思うんだがなぁ。→清水ミチコのコメント

・モノマネが似てない、あるいはこれよりも上手い人はいるという意見について。確かに、売りはモノマネだったのかもしれないけど
猪木のコメントを面白く使った構成力を評価されて、決勝にあがってきたんじゃないかなぁと思う。うん。アントキの猪木ぐらい面白い。わかりにくいが。


5:麒麟川島
・去年の中山功太のようなネタ構成。

・「経験した」とはともかく、「見た」「聞いた」のネタはオリジナリティが無いと評価する人もおりそうやねぇ。漫談ならそういうのアリなんだが。

・ホットプレートの話、どっかで聞いたことあるなと思ったら
以前からやってるネタみたい。今日、170と話してて知った。


6:我人祥太
・これが一番笑った。

・箕輪はるかに少し似ている。

・ポップなブラックジョークだと思う。大衆的な。
これで、重いと言っていたら鳥(以下略
あの人は「生と死」を扱ったブラックジョークだからなぁ。そう言えば、準決勝では「だるま落とし」をやったのか・・・?え・・・?やれたの?

・どこかでタイトルを言っても良かったのかなぁと思う。ただの好みの問題。最後に向けて少しだけスピードアップしてるのが好印象。ブラックネタだけでなく、こういう細かい部分にも着目していきたいなぁ。

・伊東四朗のコメントにすごく不快感が残ったなぁ。せっかく楽しく見てたのに、すっと現実に戻された感じ。それにしても板尾の96点はむしろ面白い。


7:なだぎ武(ファイナル含め)
・彼は同じことを複数回言うことに美学があるんだろうか。
正直、それが押しつけがましいんだよなぁ。
申し訳ないが、あまり得意ではないので穿った目で見てしまう。

・彼と友近のコントには共通点があって「キャラが押しつけがましい」ということ。

つまり、敗者復活戦の友近の項でも言ったように「押しと引きで押しの方が強い」ということを感じる。

・ただ、ディラン・マッケンの自転車から降りるときのように、たまに「引き」の部分があるときがある。今回のミッキーマウスで言えば「ねずみ花火」「スピード逮捕」「ねずみ獲り」と上手いことをいって客が「あー」ってなってる部分が「引き」だと思う。M-12008のノンスタイルとオードリーで例えれば、ノンスタイルは「押しっぱなし」オードリーは「押しと引きのバランスがいい(ファイナルの方でないネタ)」
総合的に見たら、バランスがいい方がいいに決まってる。
だから、あんまり得意じゃないなだぎだが、このネタは良かった。

・結局、ナニエモン頼りだったのはなぁって話です。


8:エハラマサヒロ
・ここ一番の時に必ずといっていいほど、塾講師のネタやるよね。

・何回か見たネタだが、面白いポイントはいくつかあるんだよなぁ。
ただ、「いるいる」ネタって「それってモデルの人が面白いんじゃ?」っていう錯覚に陥る。

・芋洗坂係長もサイクロンZも踊ってるんだし、一つの表現方法として
踊りがあってもいいと思うんだけどなぁ。違うかな。

・一本目より二本目の方が弱かったかな。この当て振りというかダイジェスト的なのって結構、僕好みなトコなので去年程は嫌じゃなかったなぁ。


9:あべこうじ
・昨年からウザくなくなった。免疫だろうか。それとも、去年からワード力があがったんだろうか。去年は「ズブ濡れの犬」とか。

・一本目よりも二本目の方が良かったなぁ。なんか、やっと「面白い」だけじゃなくて「上手いッ!」っていうR-1優勝者だったような気がする。


総評
結果的にあべこうじで良かったわけだけど、正直これぐらいのレベルなら夕方に戻ってもいいかなって思ってしまった。あと一応、賞レースなんだし
それなりの緊張感があっても良かったなぁ。R-1はだいたい、ふわふわーってした感じ。夕方ならまだしも、ゴールデンで色んな人の目につくわけだから。芸人にとって折角の大舞台。周りがサポートしなきゃなぁ。


終わり。主観が多すぎて、ごめんなさい。乱文、ごめんなさい。
罪悪感でいっぱいです。