静岡県富士市の自動車整備工場 輸入車/国産車/鈑金修理/

車検/自動車整備/中古車販売 

アローズコーポレーションです。

 

 

水平対向エンジンを示す「ボクサー」と

ポルシェのオープンカーを意味する「スピードスター」を合わせて命名された

『ボクスター』
個性的なルックス、確かなパフォーマンス、所有することの満足感

ポルシェのブランド力など、このクルマは非常にわかりやすい魅力に満ちています。


そんな素晴らしい車ですが、経年劣化と共にメンテナンスが必要に。
今回は雨漏れ、駐車保管中に勝手に窓が開く

駐車保管中にブレーキライトが点灯した。といった症状で修理依頼です。

 

 

雨の日の夜間、駐車中に勝手に窓が開いて車内がビショビショに。。。
エンジンもかからず、バッテリーが上がってしまった状態だったそうです。
駐車したときには確かにと窓は締め、施錠も確認したのに

朝には窓が全開になっていました。とご相談のご連絡をいただきました。
防犯カメラには深夜にテールライトがチラつく様子が見受けられ

その後、窓が開く映像が残されておりました。
至急、お預かりさせていただき原因探求と共に

車内乾燥のために様々な部品を取り外していきます。

原因は多数考えられますが、ありがちなバッテリーの交換履歴を確認したところ

古いものではありませんでした。
安全のためにバッテリーの端子を外して、点検スタートです。
ドアロック等を制御しているモジュールが運転席の下にあるのですが。。。

 

 

案の定、青錆だらけでした。
錆びの状態から一晩で変化したような状態ではないことから

以前から浸水があったようです。
それが先日の雨で、とうとう誤作動を起こしテールライトやパワーウインドウの挙動不良へと繋がったようです。
 

 

車内のウレタン類なども水分を多分に含み、このまま放置するとカビが発生し

異臭の原因となります。
専用のリンサークリーナーを使用しつつ、車内清掃へと取り掛かります。

ちなみにユニット以外にも各ハーネス類も水に浸かっておりますので、浸水を確認した時点でエンジンをかけようとしたり、バッテリーを繋いだりするのはご法度です。
先に浸水被害状況の確認が先決です。

 

 

誤動作の原因探求と浸水の処理が終ったら

次は浸水原因を突き止める必要があります。

ボクスターの場合、雨漏れの定番箇所は何か所かあります。
これらを一つずつ確認していきながら、疑わしい箇所には水を流し込み

車内から点検確認を繰り返します。

今回の場合は、脱着工程で漏れ箇所と要因がハッキリしたので

オーナー様へ早い段階でご案内が出来ました。

Part2へ続く。

 

 

(有)アローズコーポレーションは、お客様の愛車の価値を守り

適正価格で施工を行うことによって、これまで多くの輸入車オーナー様から

ご支持をいただいてまいりました。
輸入車修理、鈑金塗装 車全般にお悩みのことがございましたら

ぜひ当社へご相談ください。

お客様のご要望に沿って、そのお悩みを解決致します!

 

 

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