学習指導要領とは、文部科学省が定めている教育課程の
基準です。
約10年ごとに改訂されています。
次の改訂は2030年の予定だそうです。
高校数学ですが、この改訂で
「数学A・B・C」の区分を廃止し、
「すべての生徒がAIやデータサイエンスの基礎」
を学べるように再編されるそうです。
現在は
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・C
となっています。
数学Ⅲと数学Cは理系進学を希望する生徒が履修している場合が
多いです(数学Cのベクトルは除く)。
文系・理系を問わず、
「すべての生徒にAIやデータサイエンスの基礎」
を身につけさせたいのは分かりますが、どうなんでしょうか。
経済界からの要望で「統計」を学ばせたいために
以前の数学B(ベクトル、数列、統計的な推測から2分野)から
現在の数学Bは「数列」と「統計的な推測」としました。
また数学Cを新設し「ベクトル」と「平面上の曲線と複素数平面」
を学ぶことになりました。
以前の数学Bは「ベクトル、数列、統計的な推測から2分野」
だったため、多くの高校では「ベクトル」と「「数列」を
履修していました(3分野を履修していた高校もありました)。
現在の数学Bでは、必ず統計的な推測を学ぶことになりました。
統計的な推測はベクトルや数列よりも苦手な生徒が多いです。
学ばないより学んだほうが良いことではありますが……。
前回の記事にある
昔、書いた記事はこちらです。