乳がんになって一番ショックだった日

、がん告知を受けた時以上に打ちのめされたのが

2年前の今日12月10日だ。

 

一度目の手術の病理結果を聞きに行って

再手術を言い渡され、

ショックのまり体調を崩して

寝込んでしまったほど。

 

でも今思うとこれも神様がくれたキャンサーズギフトだった。

 

一度手術したからこそ画像検査ではみつからなかった

悪いところが分かったわけだし、

全摘したからこそ右胸については再発の可能性は

限りなくゼロになって安心できている。

 

でもそれ以上にギフトだと思うのは

その後の全摘と再建の2回にわたる手術入院で病院友が増えたこと。

一回目の手術は4泊5日入院で期間も短く

長泉リゾート(静岡がんセンター地名からこう呼んでいる)を堪能できなかったし

仲良くなれたのもMH姉さんしかいなかったもの)

 

今までなら出会うこともなかった立場の人と出会え世界がとても広がった。

またリアルに出会った病院友以外にも

このブログを通して出会った人たちもいる。

一度切りの手術で終わっていたらこのブログも書いていたかわからない。

 

そしてもう一つ。

今までの生き方を見直して立ち止まる時間が持てたこと。

一度切りの手術で終わっていたら

すぐ前と同じような仕事に復帰して

またガムシャラに仕事して同じような泥沼にはまっていただろうと思う。

このことについて最近いろいろ思うのだがそれはまた後日。