伊勢暮らしに3カ月弱でピリオドを打つことになりました。

25日に静岡県富士市に帰ります。

 

 

58日と19日に静岡がんセンターで

 乳頭の色付けの日帰りオペや乳がん半年検診があるため

 その間2週間お休みを頂き里帰りする予定でしたが、

 コロナの影響でゲストハウスもお客様が通常の

 9割減になり今後の予測も絶たない中では

 これはもう伊勢には戻らず、

 連休明けに辞めた方がいいのかも

 と悩むとようになりました。

 

 

そのうち、発症前でも人に移す可能性があると知ると

 更に悩みだしました。

 

帰省してすぐ病院に行っていいものかということです。

 

 

もちろん、熱が出たとか体調に変化があれば受診は見合わせますが、

 問題なのはまだ発症前に気づかずに行って、そこで感染させてしまうこと。

 どこの場所でも誰であっても感染させていいわけはないけど

 がんセンターは免疫力の下がっている人達が大勢いる場所です。

 

 

ゲストハウスは不特定多数の人が出入りする場所。

 マスクをして過ごし、換気や消毒などに気をつけても

 ベッドメイクや使用済みバスタオルの洗濯をするのは

 感染のリスクが高くなります。

 

 

感染して発症するまで1週間から2週間の期間があるなら

 早めに自宅に戻って外部とのなるべく接触しない生活をするのが

 がんセンターに通う患者としての責任ではと考えました。

 

 

ゲストハウスもスタッフの数に比べて仕事量が激減しているので

 こういう事態なら急遽やめても迷惑もかけないし

 私の人件費も減るので宿にとってもいいだろうと決意しました。

 

 

2日前にオーナにそのことを伝えるため時間を取ってもらったところ

 オーナーから先に自分の話を聞いてほしいと言われました。

 悩んだ末、宿を一時閉鎖することにしたそうです。

内心ホッとしました。

これで心おきなくやめて帰ることができます。

 

オーナーはスタッフのみんなにはは帰らず

引き続きここにいてほしいと言ってくださり

他のスタッフは残ります。

 

病院の診察終わり宿が再開したら戻ってくればいいのにと

みんなに言われたのですが、

色んな状況から見て今が潮時なのかなと思います。

 

伊勢にきて分かったことがあります。

私の生きる場所は

やはり富士山のふもとであること。

だからいずれは戻ろうと思っていましたが、

その踏ん切りがつきました。

変な言い方だけどコロナに背中を押してもらった感じです。

 

地元でまた仕事を探します。

とは言え今は就職活動どころではないと思うのですけどね。

 

そうそう、伊勢神宮125社めぐりコンプリートしたので

その報告記事でも自宅にこもって書きたいと思います。