今日の夕方近所に住む叔父さんの家に用事があって行ったら

「大丈夫?」と聞かれた。

体調のことを尋ねられていたのだけど

一瞬何のことかわからなかった。

 

幸いなことに手術前と比べて体調の変化がない。

抗がん剤や放射線治療もしてないし

ホルモン剤の副作用もほぼない。

むしろ、仕事セーブしてストレスフリーな生活しているため

その前よりもいい、絶好調だ。

だから、体調を心配されても、ピンとこないのだ。

 

この前の土曜日も祭の注文が殺到する惣菜店で残業していたら

みんなが「疲れてない、大丈夫?」と体調を心配してくれ、

他の人より早めに仕事をあげてもらえた。

まだまだ働ける余力は十分あったけど、

その時点ではもう富士子にできる仕事が残っていなかったから

(教えてもらわないとできないものだったので)

慣れたベテランパートだけでやった方が効率いいかもと思って

お言葉に甘えて一足先に帰らせてもらった。

 

こうやって皆に気遣ってもらえて本当にありがたいと思う。

でも、あまり心配されすぎても、困るな~思うこともあるのも事実だ。

 

夕飯の時に母に叔父との一件を話したら
「抗がん剤もやらなくて済んで本当良かったね。
あんたみたいな元気ながん患者はみたことないよ」と言われた。
 
そこで気を良くして
「乳房再建の手術入院に備えて、元気な今のうちに遊んでおこうと思って
この夏いっぱい予定入れたから週末ほとんど家にいないよ」と
このタイミングで予定を伝えたら
「大丈夫かい?まがりなりにもがん患者なんだから」と心配されてしまった。
 
私は元気だって先ほど母だって同意していたのに
「まがりなりにも」って一体何なのと尋ねたら
しどろもどろになりながら
「もっと落ち着いて病気と向き合って・・・」みたいなこと言う。
 
がん患者は不安に打ちひしがれて大人しくしているもので
遊びまわったりしないといイメージもついているのかな???
そんなの気にせずこの夏を楽しみますけどね。