こんばんは、富士子です。

今日は静岡がんセンターに入院中に知り合った仲間たちとの同窓会で

久しぶりの人や初めましての人と楽しいひと時を過ごしてきました。

そのことを書く前に

昨日参加した乳がん患者の下着選びの相談会交流会のことを書きます。

 

一階の患者サロンで午後から開かれたこのイベントには

13~4名の参加がありました。

 

入院中にも患者サロンで開かれる勉強会には

参加したことがあったのですが(遺伝子、口腔衛生)、

10名以上参加者がいたのは今日が初めて。

しかも今までは入院患者らしき人が大半だったけど

今回は自分も含めて退院した人の方が圧倒的に多いように見えました。

それだけ乳がん手術をされた方が大勢いて

そしてみな下着について困っているのだと思いました。

 

乳がん看護認定看護師さんのお話しをまず聞きました。

そんな専門職もあるのだと初めて知りました。

写真はそのレジュメの一枚目。

 

 

その後、フリータイムとなり各種メーカーの商品を

手に取ってみたり試着できる時間があります。

ブラだけでなく、パッドや取り付け用の乳首(温泉に行くときにつけるとかする)もありました。

このイベントの前日の静岡新聞夕刊でがん患者向けの下着の特集記事を

読んだのですが、そこに出てきたグンゼの商品を見ることもできました。

 

お話をしてくれた方以外にも何人か看護師さんがいたので

下着の事だけでなくいろんな質問を気軽にできました。

乳首の再建手術のことを聞いたほか

入院中のパジャマが前開きのものだと病人臭くていやなので

どうにかできないかと思っていることを相談しました。

 

実はブラの相談よりもこのパジャマのことを相談したくて

今回出かけていったようなものです。

地元の創作服作家の朋さんと知り合って

入院着としても使える前開きの服を作ってもらったので

当日それを着ていきました。

このイベントに参加していた看護師さんの中に

形成外科の診察の時にパジャマのことを相談した方がいたので、

「これを入院中着る予定だけど問題ありますか?」と聞いてみました。

 

創作服朋さんのアイデアでボタン代わりにマジックテープで止めて

ドレーンの先についた袋を入れられるポケットのついた服を

看護師さんたちが「これはいいアイデアだね」と褒めてくれ、

そのうち一人から服の写真を撮らせてほしいと言われました。

がん患者の声やニーズを反映させるため

企業さんとのミーティングを定期的にしているそうなのですが

それが来週月曜日あるからその時にこれを見せたいとのことでした。

 

乳がん患者用の商品はブラをはじめ、

水着や着物までいろいろあるのだけど

どういう訳かパジャマはないのが不思議でした。

このイベントに参加している企業さんのカタログも

一通り目を通したけどありませんでした。

だから、企業さんにももっとこの問題に取り組んでもらいたいと

思っていたので喜んでOKしましたよ。

9月の再建手術までに画期的な商品が発売されるのは無理だとしても

この写真が何かのきっかけになったらいいなと思っています。

 

この日のイベントには、メルママさんと誘い合わせて参加したのですが

それ以外でもアメブロガーさんに会うことができました。

 

富士子が明日このイベントに参加すると書いた記事をみて

えりちゃんさんがその日お父様の主治医との面談があってがんセンターに来ていると

コメントやメッセージをくれたので始まる前に柿田川ホールで対面できました。

 

そしてもう一人が magic-pie♡ さん。

実はこのイベントあること彼女からも情報教えてもらっていたのです。

彼女は先日手術されたばかりだから、参加されるのかなどうかなと思っていたら

来ていたようで、声をかけてもらえました。

富士子が先日ブログにアップした服を着ていたからわかったそうです。