先日、医療費のお知らせの圧着ハガキが届きました。

中を開くと

あなたの総医療費をお知らせしますと書いてあって

昨年11月から12月にかかった医療機関の一覧と

自己負担額と国民健康保険負担額が出ています。

この期間はちょうど一回目の入院手術期間に

あてはまるのでスゴイ額になっています。

一回目の入院手術(乳がんの部分切除手術と5日間の入院)で

かかった総医療費だけでも675,660円です。

こんな額窓口で請求されても絶対払えません。

でも事前に限度額適用認定証を受けていたため

診療機関での窓口での支払いが富士子の場合は57,600円で一律カットされ

食事代の自己負担分を足して病院での支払いが61,740円で済みました。

だから昨年11月~12月の間の総医療費も66,177円となっています。

 

ちなみにこれが一回目の入院手術の時の納入通知書兼領収書

これを見ると手術の値段が345,820円、麻酔の値段が90,320円と書いてあり

手術を受けるだけでも45万円近い金額がかかっているのがわかります。

(昨年購入した中古車よりも高い!)

 

高額の支払いをしなくて済んでいるのは

この限度額認定証のお陰です。

国民健康保険の方は住民票のある役所の担当課で

お勤めされてる人は会社で申請すれば手に入れられます。

これがなくてもあとから限度額を超えた医療費は返ってくるのだけど

70万円近いお金を建て替えるのは大変なので

蓄えがたくさんある人以外は事前ゲットをお勧めします。

 

会社をやっていた時は保険は会社の加入していた協会けんぽで、

保険料も半分は会社が負担してくれていました。

会社をたたんでから国民健康保険移りました。

全額自己負担で毎月21,000円も納めるのは、
会社の清算に貯金を投入して

ほぼスッテンテンになった身にはこたえました。

でもこれに入っていたからこそ、今助けられているのです、

入っていて良かった~。

 

日本は右肩上がりの成長は昭和から平成で終わり
今後は年金だってもらえるかわからない世の中
この先どうなっちゃうんだと思うことはあるけど、
アメリカや外国に比べたらこういう社会保障がしっかりしていて
その点は本当にありがたいです。
 
乳房再建だって高額医療の限度額が適用にならなかったら
費用的に諦めていました。
今は再建がすべて保険適用になるようになったそうですが
これもつい最近のことらしいですね。
今までの乳がんになった方々が声を上げてきたから
摘要されるようになったのでしょう。
先輩たちの存在にも感謝です。