退院する日に病院からのお土産をもらった。
山のようなタモキシフェンとティッシュエキスパンダー患者カードだ。
女性フォルモンを抑える薬であるタモキシフェンは昨年末から飲んでいたけど、
患者カードがあること初めて知った。
今後胸を新しく作り直す予定なので、今は切除手術でカットされ少なくなった皮膚と筋膜を伸ばすため
水風船みたいなものを胸に入れている、それがティッシュエキスパンダーだ。
その中に小さな磁石が入っているので、MRI検査がこれを入れている間禁止されている。
本人が意識を失って救急搬送された時にもこれを持っていれば
MRIで検査するのは避けられるという訳か・・・。
磁石は空港の金属探知機も反応するので、搭乗予定があるときは
証明書をもらう必要があることは他の人のブログで読んだ。
ちなみ写真でカードの横にある三角のものは
その磁石を探すのに使う道具らしくて、次回外来で水を追加挿入する際に
使うから持ってくるようにとのことだった。
帰ってきてからタモキシフェンに日付をマジックで書いた。
昨年末から服用を開始したのだが、
とりあえず1月21日の手術説明の時までの分と言われて
もらったきた薬が当日の朝数えたら19錠も残っていた。
『エーそんなに私飲み忘れしていた??』と驚きつつも
外来で主治医に正直に告白したら、
林先生「60日分出しておいたからそれぐらい残っているかも」と言いながら
パソコンで薬の処方日数を計算するソフトを立ち上げて確認。
「うん、今日で41日目だから19残っていて正解!」となった。
「もう先生ビックリさせないでほしいよ」と
診察室を出て付き添ってきた母に言ったら
「1日から2日ならともかく、19日も自分が薬を飲み忘れたかどうかも
自信がもてないあんたもあんただよ~」と呆れられ、
市販されている飲み忘れ防止の箱とか買ってくるなり
何かしら対策を講じるように言われていた。
他の人はどうしているのかと調べたら、
日付を書いている人が多かったから真似した。
でも富士子の場合、あとで飲もうと思ってとりあえず薬をポケットに入れて
そのままということも平気でやりかねないので(当人も自分自身を信用していない)、
がんセンターで採用されていた方式も今回から導入、
空をすぐ捨てずにとっておくことにした。
そのおかげで今のところいい感じで飲み続けられています。
ここのところお腹が重いな~と思っていたら夕べから生理が始まった。
主治医からタモキシフェンを飲み始めて3か月ぐらいすると
更年期のような症状が出てくると言われており、
入院中も看護師さんに「フォットフラッシュはないですか?」と朝晩聞かれた。
それと思われる症状は現時点では出てないのだけど
ここのところ生理の量は薬の効果か激減しているが
それに反比例して生理痛がひどくなっている。
生理が止まってしまえば生理痛もなくなるのだろうか
そうすると今度はホットフラッシュがやってくるのか心配だけど、
あまり先のこと悩んでもしょうがないので考えないようにしている。
今日はこのあと保険屋さんがやってきます。
ちょうど今度の5月で書き換え時期なので
見直しを検討してみようかと思ってます。