小杉健冶氏の「検事▪沢木正夫」シリーズは、テレビドラマでも好きな番組ですが、最近はこの「検事▪沢木正夫」シリーズを文庫本でよく読みます。

今回は「自首」です。ネタばれあります。

後半は大変引き込まれて時間を忘れて、あっという間に読み終えました。

初めは未解決の18年前の女子大生殺し事件にある男が名乗り出て、ストーカーの果ての犯行だという設定で、犯人しか知りえない事実「秘密の暴露」があり、捜査陣は飛び付くが、検事▪沢木は不自然さを感じ、疑念⋅違和感を抱く。
その不自然さの疑念を述べるあたりが、少し冗長でなかなかストーリーに入り込めなかったですが、、、

半ば以降、話がどんどん展開していき引き込まれてました。

自首した犯人は、検事▪沢木の初めの勘が的中していたが、
実はこの男は、別の殺人犯であった。

かつての関係者を一人一人探しだして、聞きまわり、一人一人の人間関係を解きほぐしていき、地道な探求の末、真実にたどり着いたのだった。(2023.8.14)



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