2020年 秋の南関東旅行⑬185系OM編成で行く熱海 | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

2020年9月26日。旅は最終日です。

またもや窓の外は雲に覆われています(笑)

 

それでは、早速朝食へ。

 

今日も美味しくいただきました…♪

 

それでは遅くなりましたが、ホテルを出発です。

 

ランドマークタワーの上層部は雲の中ですね…

 

 

最終日は何をしようか…考えましたが、せっかくなので引退する185系に乗車しようと。

 

その前に。

昨日桜木町駅で、近くの建物に鉄道に関する展示があるとの情報を得ていたので見に行くことにします。

 

それがこちら、CIAL桜木町の中にある「旧横濱鉄道歴史展示(旧横ギャラリー)」。

2020年6月27日にできたばかりのまだ新しい施設です。

日本で最初に開通した鉄道がここ桜木町(当時は横濱)を終点としていたことから、それを記念してここにちょっとした鉄道展示があります。

 

 

ちょっとした…とはいっても、新橋~横浜間開業時に使われた本物の110形蒸気機関車の展示があったり…

これで無料なのだからすごいです。

 

110形蒸気機関車の後ろには中等車が連結されています。

こちらは当時の資料をもとに復元新製されたものですが、当時の雰囲気がよくわかります。

 

中等車は現在で言うとグリーン車に当たるわけですが、当時はロングシートだったのですね…

 

 

ねじ式連結器…!

 

他にも、開業当時の横浜駅を再現したジオラマがあったりとなかなか本格的な展示となっています。

桜木町を訪れた際はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

 

それでは、そろそろ駅に戻ります。

 

ホームで待っていると、通過放送が流れ、EH200牽引の貨物列車がやってきました。

 

いくつも連なるタンク車…

ENEOS根岸製油所でつくられた石油製品が運ばれているのです。

ホームドアの向こうをタンク車が通っていくのはけっこうな違和感(笑)

 

 

その後にやってきた京浜東北・根岸線で一駅、横浜駅へ。

 

横浜からは臨時の特急踊り子11号に乗車します。

 

やってきたのは185系OM09編成。

 

2021年3月ダイヤ改正で定期運用を終了する185系。

次はもう乗れるかわからないので今のうちに乗っておこうと思いました。

 

さっそく乗車します。

 

座席はこんな感じ。

初期は転換クロスシートでしたが、後にリクライニングシートに交換されています。

 

185系の一番の特徴は特急なのに窓が開けられること。

 

これは当初より普通列車として使用することも想定されていたためです。

せっかくなので少々窓を開けて新鮮な空気を取り込むことにします。

 

発車すると185系の独特なモーター音が響きます。

後継のE257系やE261系と比べると内装は落差を感じますが、このモーター音は素晴らしいですね。

 

 

途中、小田原に停車した列車は相模湾を見ながら東海道本線を西へ。

 

湯河原にも停車します。

 

横浜から56分、列車は熱海に到着しました。

列車はこの先伊豆急下田まで向かいますが、私はここで下車します。

 

最初で最後の185系の旅、楽しむことができました。

 

熱海はJR東日本とJR東海の境界駅。

 

 

JR東海の211系が停車しています。

この列車は豊橋行き…ずいぶんなロングラン列車ですね。

 

熱海駅の通路には185系の宣伝ポスターがいっぱい。

引退まであと半年。JR東日本も力を入れているようです。

 

改札を抜け、駅の外へ。

 

 

駅前には「家康の湯」という足湯が。

多くの方が入っていたので私はパスしました。

 

今回は185系に乗るのが目的。熱海の滞在時間はあまり多くはありません。

とはいえ、せっかくの観光地・熱海。何をしようか185系の中で計画を練っておきました。

 

ということでまずは商店街のほうへ歩いていきます。

 

まず現れたのはこちら。

おもちゃのようなSLですが、これはれっきとした本物。

東海道本線がまだ御殿場線ルート経由だったころ、小田原と熱海とを結んでいた熱海軽便鉄道(熱海鉄道)の機関車として使われていたものです。

この辺りの歴史を語ると長くなるので今回はこのくらいにしておきます(笑)

 

ということでやってきた平和通り名店街。

なかなか賑わっていますね。

 

盛大に蒸気を吹き出す温泉まんじゅうのお店だったり、

 

一角に手湯があったりと、温泉地らしさを感じることができます。

 

商店街を抜け、歩いていくことしばらく。

 

こんなお店が現れました。

 

ここは熱海プリンカフェ2nd。

熱海の新名物として最近人気になってきている熱海プリンを食べることができるお店です。

土曜日ということもあって行列ができていました。

 

 

このお店の特徴は銭湯をイメージした内装。

 

体重計があったり…

 

商品を陳列している棚はロッカーだったり…

 

イートインスペースはタイル貼りだったりと、まるでお風呂に入っているような気分になりますね。

 

商品を運ぶのもトレー、ではなく風呂桶(笑)

楽しいです…♪

 

こちらが熱海プリン。

小さな瓶に入っていて、カバの形をした醤油入れからカラメルソースをかけていただきます。

 

温泉の街・熱海でお風呂に入っているような気分でプリンを食べる…

とっても熱海らしいことをしている気分になりました。

 

それでは、次回に続きます。

 

★乗車データ

根岸/京浜東北線 1102A 快速 大宮行き 桜木町(11:29)→横浜(11:32)④ E233系 サイ116編成

8031M 特急踊り子11号 伊豆急下田行き 横浜(11:54)⑥→熱海(12:50) 185系 OM09編成

 

 

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