平安な妄想「聖宝さんと真雅さん」

平安な妄想「聖宝さんと真雅さん」

何故か頭の中で
聖宝さんと真雅さんが、、、

ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

うちの子はひたすらに楽しく学校に通っております。。


雲のように、、、、、、、、。


o(〃・◇・〃)ゞ


本日も妄想にお付き合いください。


聖宝さん「あっつうなって

 きましたな。一つ修行にでも

 行きませんか??」


真雅さん「なんで修行なん。また

 山に行こうととかゆうんやろ。」


聖宝さん「お師さん!これぞ

 以心伝心。その通り!!さすが。

 では、お師さんに修行する山を

 選ばして差し上げましょう。」


真雅さん「なんで上からなん!!

 どうせ吉野に行くんやろ。」


聖宝さん「なんでわかるんですか!

 ほんまに以心伝心!さすが

 お師さん!!わしのお師さん

 だけのことはありますな。」


真雅さん「途中から自分のことを

 褒めてないか??吉野はいややで。

 遠いやんか。」


聖宝さん「ほな、わしの醍醐に登り

 ますか?桜だけやないことを

 お見せしますわ。」


真雅さん「いや、聖宝の醍醐は

 絶対いやや。

 ここはひとつ、お世話になった

 藤原良房さんをリスペクトして

 多武峰でも行くか!」



聖宝さん「おおっ!談山神社さん

 ですな。けどお寺ちゃいますよ。」


真雅さん「いや、談山神社はな、

 678年唐より帰国した定慧和尚が

 鎌足公の遺骨の一部を多武峯山頂に

 改葬し、十三重塔と講堂を建立して

 妙楽寺と称したのよ。」


聖宝さん「もとはお寺やったん

 ですか?」


真雅さん「それも神仏習合とか以前に

 藤原鎌足公を弔うためのお寺として

 スタートしとるんよ。」




聖宝さん「なんやややこしいですな。

 ゆうか、藤原鎌足さんは中臣氏。

 中臣氏ゆうたら神社を司るお役目

 ですから神社になるんが当然か。」


真雅さん「仏教が伝来して、排仏やの

 ゆうてた時から、そんなに経って

 ないしな。」


聖宝さん「あっ、けど、、、えっ?

 神社の中臣氏やのに談山神社に

 鎌足さんを弔ったのは鎌足さんの

 長男・定慧和尚なんですよね。」


真雅さん「そうや。藤原氏の謎の

 一つ。それが長男・定慧和尚。」




聖宝さん「普通やったら皇学館に

 行って神主継ぐとこですやん。」


真雅さん「そうそう。それやのに

 『ぼくイケメン!』とかゆうて

 芸人になってしもて。」


聖宝さん「誰の話しとんですか?」


真雅さん「狩野英孝、、、、、」


聖宝さん「、、、、、

 鎌足さんの長男・定慧和尚

 の話をしとんですけど!」


真雅さん「定慧(じょうえ)上人は

 643年に生まれた鎌足公の長男。

 俗名は中臣真人。

 慧隠法師に弟子入り出家、

 大念寺開山上人となったのち

 11歳で遣唐使に従って留学し、

 長安の慧日道場において神泰法師

 (玄奘三蔵の弟子)についた。」


聖宝さん「急に詳しくされても。

 ウィキ先生ですか。

 ほなけど11歳で留学って。

 金正恩さんみたいですやん。」


真雅さん「まあ、つまり、政治的に

 ややこしい存在やったゆうことでは

 一緒やったかもしれんな。」


聖宝さん「鎌足公の長男が

 ややこしい存在なんですか?」


真雅さん「実は孝徳天皇の妃を

 鎌足公が賜りそこに生まれたのが

 長男・定慧和尚。つまり孝徳天皇の

 ご落胤、すなわち天皇の血筋を引く

 皇子であるという話もあってな。」


聖宝さん「わしと同じ天皇の血筋!」


真雅さん「いや聖宝のことは

 どうでもええんやけど、

 孝徳天皇の皇子といえば

 あの有間王子やで。

 ややこしいやろ。」


聖宝さん「確かにややこしい。

 わかりますわ。その気持ち。

 わしもややこしい存在として

 朝廷からマークされてましたし。」


真雅さん「誰が聖宝のことなんて

 マークするか!本島の田舎もん

 やんか。」


聖宝さん「その本島のマークパンサー

 といえば、わしですやんか!

 ♪ウェンなマンアンドウーマン♪」



真雅さん「マークされとる、、、

 マーク・パンサー、、、、

 ほんで、定慧和尚なんやけど

 政治の動乱に巻き込まれんように

 留学されたんやろな。」


聖宝さん「なるほど。皇族が故に。

 それで藤原家は次男の不比等さんが

 継いだんがわかりましたわ。」


真雅さん「この定慧和尚が開いたんが

 多武峯山の妙楽寺や。

 十三重塔と講堂を建立して

 そら立派なもんやで。」


聖宝さん「そら藤原氏の創始。

 鎌足さんの弔いともなれば。」


真雅さん「もちろんや。けどな、

 定慧和尚がここに弔ったんは

 もう一人おるんちゃうかな。」


聖宝さん「鎌足さんだけやなく

 他にも弔いたい人がおったと。」


真雅さん「そのために鎌足さんを

 改めて弔い直すことにして

 多武峯山に寺院を建てた。」


聖宝さん「鎌足さん以外に、、、

 誰を弔う、、、???

 ま、まさか、、、

 あつ!

 マークパンサー!

 ♪ウェンなマンアンドウーマン♪」


真雅さん「なんでやねん!

 マーク・パンサーさんは

 元気ハツラツないか!」



聖宝さん「わかってますって。

 孝徳天皇ですか。」


真雅さん「そう。父であるかもしれん

 孝徳天皇や。晩年不遇にされた

 孝徳天皇を弔うため、鎌足さんの

 ことをセットにしたんよ。」


聖宝さん「えっ、もしかして、、

 その後、談山神社に書き換えられた

 んも、孝徳天皇を弔ってるんが

 原因で。」


真雅さん「おそらくな。

 孝徳天皇と仲の良かった鎌足さんを

 神として祀ることで、孝徳天皇の

 鎮魂をはかったんやろ。」


聖宝さん「なるほど。勉強になり

 ますわ。さすがお師さん!」


真雅さん「おお、そうか。聖宝に

 褒められると変な感じやけど。」


聖宝さん「さっきはスルー

 しましたけど

 狩野英孝のボケは、

 最高ですな。」


真雅さん「えっ、勉強になるって

 そこ?

 しかも今頃??

 、、、、

 ラーメン、つけ麺、

 ぼくイケメン!!

 もうええわっ!」