11月という月

 

あと少しで11月ですね。

先ず11月2日は十三夜・11月3日は文化の日・

11月20日は新月・11月23日は勤労感謝の日

 

特に23日は新嘗祭の日ですが、

戦後この日は勤労感謝の日という祝日になりました。

しかし私たち日本人にとっては欠かせないのが、

この新嘗祭です。

 

10月くらいから新米が出回る時期ですが、

この新嘗祭で天皇陛下が

その年に収穫された五穀の新穀を皇祖(こうそ)や天神地祇(てんじんちぎ)にお供えして神を祀り、自らも新穀を食し収穫への感謝と来年の豊作を祈る大切な行事です。

そしてその後、私たちもその恩恵を頂くことが出来ます。

 

ですから10月に頂いた新米も神棚にお供えして

11月23日に始めて頂く事にしています。

 

日本とって旧暦というのは大切な意味があります。

明治以前に亡くなられた方のご命日は旧暦でしたが、

いつのまにか新暦が命日となっています。

 

私の家では庭の祠のお祀りは旧暦でするという

決まりがあります。

この決まりは脈々と繋いで私もそれを守っています。

 

様々な事が人間の都合で変えられてしまいますが、

神々の世界でそれは許されません。

 

常に自然界、天地の声に耳を澄まして

暮らして行こうと思います。

 

今日もブログを読んでくださってありがとうございます。