2022年4月10日
7年に1度の善光寺御開帳の続きです
本堂
宝永4年(1707年)竣工で国宝。
本尊の一光三尊阿弥陀如来は、日本最古の仏像と伝わります
一つの光背の中、阿弥陀如来、両脇に観世音菩薩、勢至菩薩が並び立つ姿です。
朝7時頃、良いタイミングで、導師様に遭遇。朝事終えたようです
回向柱
前立本尊と五色の紐で結ばれ、回向柱に触れると前立本尊に直接触れたのと同じ御利益があります。
梵字は
空・風・火・水・地
と書かれていて
五輪塔と同じ形に彫られてます。
三国渡来の秘仏である一光三尊阿弥陀如来像が天竺から百済の聖王を経て、欽明天皇13年(552年)に日本へ伝えられる。
廃仏派の物部氏(和光寺(大阪堀江の寺))により捨てられる。
本田善光(善光寺の名前の由来となった人物)に拾われ、小山善光寺⇒元善光寺⇒善光寺と伝わる。
源平合戦が本格化する直前の治承3年(1179年)に大火災が発生。
文治3年(1187年)、源頼朝が再興。
建久8年(1197年)には源頼朝が参詣。
回向柱をベッタベッタと触れ、御利益頂いた後、本堂参拝
本堂では、僧侶から頭にガツガツと押し当てて頂く儀式、御印文を頂戴しました。
御印文は、牛王宝印・牛王噞印・往生決定の三判があり、僧侶から同時に押されます。
頭のマッサージみたいで気持ち良かった(笑)
そして、戒壇巡りも体験。
どちらも極楽往生が約束されますよ
御開帳参拝時には
◆回向柱に触れる。
◆御印文を頂戴する。
◆戒壇巡りで極楽の錠前に触れる。
の3点セットは是非体験して下さい
鐘楼
嘉永6年(1853年)建立。
おやこ地蔵
東日本大震災の津波で倒れた桧で作られています。
忠霊殿
戊辰戦争以降の240万余柱の英霊を祀ります
桜もチラホラ咲き始めていました
延命地蔵
仏足跡
爪彫阿弥陀如来
親鸞が滞在した際に残した爪彫りの阿弥陀如来
以前の御開帳回向柱
何本も残ってます
続く