2019年2月9日
京の冬の旅、妙心寺塔頭の天球院に参りました。
寛永8年(1631年)岡山藩主池田光政が伯母の天久院のため建立。
詳しくは由緒書きを読んでね。
麟祥院と同じく、苔生す中の石畳が奥へと先導します。
麟祥院の石畳は大きさや形がバラバラでしたが、天球院では同じ大きさ、形でした。
山門くぐると、頭部が欠けてしまった釋迦如来。
石の台に立つ鬼瓦。
そして、蝋梅が満開でした。
花頭窓
狩野山楽、山雪の障壁画「竹虎図」、「梅に遊禽図」が公開されていますが、建物内は撮影禁止でした。
ですので、今回も庭のみカメラに収めました。
こちらの庭も杉苔と砂苔で覆われていますが、中央で細かい根を張る巨大な松が印象的でした。
苔に点在する石と中央の松がとても印象に残る独特な庭でした。
先程までの庭園は、南側にありましたが、西側にも庭がありました。
右奥の蹲踞には、「天球」の文字が刻まれていました。
こちらの苔は、もふもふしてそうでした。
無になり、ぼーっとできました。
仲睦まじい老夫婦の後を追うかのように、次に向かいます。
拝観券
御朱印(直書き)
「本尊釈迦如来」