2018年5月3日
東福寺塔頭光明院の続きです。
方丈の方へ向かいたいと思います。
右手の建物が方丈です。
最初にいた建物と方丈の間に茶室ぽい部屋がありました。
丸窓の部屋です。
この丸窓は、月を表現しているそうで「羅月庵」と呼ばれる空間になります。
羅月庵からの庭風景
丸窓を外から見た風景
方丈前からの風景です。
半月が顔を出した様な風景になります。
扁額はかなり傷んでいますがしっかりと文字を読み取れました。
御本尊の釈迦如来は、少し坊や風で可愛らしいお姿
方丈からの障子額縁も美しい風景が楽しめます。
方丈からの庭風景
この庭は、重森三玲作の「波心庭」と呼ばれます。
波心とは、禅語の「無雲生嶺上。有月落波心」に由来。
「雲は嶺上に生ずることなくんば、月の波心に落つる有り」。
煩悩がなければ、月は波に映る。
石は、大小合わせて75個
釈迦三尊、阿弥陀三尊、薬師三尊の三尊石組
ちょうど、ツツジの季節で色が着いた庭を鑑賞できました。
今も京都はサツキが満開で、光明院もサツキが咲くので良いタイミングで鑑賞できると思います。
最後に犬目線で糸冬了
光明院は御朱印は無いので、龍吟庵をおまけ。
普段は特別公開時しか入れません。