「ルックバック」(藤本タツキ)集英社 | ふーろぐ☆New

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ココログよりお引越し…ただの備忘録…
(言葉遣い汚いけど慶應文学部卒・由緒正しいヲタクのはず…)

あらすじ:自分の才能に絶対の自信を持つ藤野と、引きこもりの京本。田舎町に住む2人の少女を引き合わせ、結びつけたのは漫画を描くことへのひたむきな思いだった。月日は流れても、背中を支えてくれたのはいつだって…。
 
朋サンより借り読み。…読んでる途中で思い出した。これ、あの事件の後で話題になってた作品だ…(犯人の描写とかが描き直しになったんだっけ??)。「藤野」と「京本」、足して割ったら「藤本」というのは、この2人が作者の分身的存在なのかな。”作る””生み出す””描く”…そういう作業をしている人には分かる気持ちや行動がいろいろあった。【以下ネタバレ】悲劇の後に現れた”違う”世界の話は…特段深読みしないで、妄想だとか想像だとかパラレルワールドだとかifワールドだ(ちょっとこないだのデデデデみたいな…)とか定義しないで、ああ…こういう世界もあったのかな、というふんわりした感じで読んだ。振り向いたり、誰かの背中を見たり、しながら私たちは生きていく…。