Yahoo!の記事に日本ファクトチェックセンターの「自民党・茂木氏の発言に対するファクトチェック」の記事がありました。

 

これについて検証してみたいと思います。

 

 

↓Yahoo!記事は突然消えることがあるので念のため画像をスクショ

 

自民党総裁選に立候補を表明している茂木敏充衆院議員が「日本を韓国のような多様性のある多民族社会に変える事が必要!外国人に地方参政権を与える」と発言したという情報が拡散しましたが、不正確です。2000年に「定住外国人に地方参政権を与える意見には賛成」と発信していますが「韓国のような多様性のある多民族社会」という発言はありません。

 

と冒頭に結論付けています。

次いで問題提議として

 

2025年9月9日、「自民党総裁選へ出馬表明した茂木敏充『日本を韓国のような多様性のある多民族社会に変える事が必要!外国人に地方参政権を与える!』←なんで自民党ってこんなカスしかいないの?」という投稿が拡散した。

 

 9月12日現在、この投稿は9980件以上リポストされ、表示回数は171万回を超える。投稿について「茂木終了」「国会議員の帰化人6割ってのもデマじゃないかも」というコメントの一方で「ハム速の付け足し」という指摘もある。

 

と検証の必要性を説いています。

そして検証段階に進み

 

↓「X」に投稿された画像。Yahoo!記事には画像はなく文字のみ。そしてYahoo!で「茂木 地方参政権」検索しましたがこの画像は見つかりませんでした。

 

引用されている発言は 

検証対象のアカウントは、まとめサイト「ハムスター速報」の記事だ。記事は2000年7月13日に茂木氏の公式サイトに掲載された「e-デモクラシー ~若手政治家の気概を問う~ 『茂木としみつの回答』」を画像で引用している。公式サイトに掲載された以下の文と、引用された画像の文言が一致している。 

 

(引用ここから) 

「優秀な外国人を迎え入れるという韓国の姿勢は戦略的に優れている」とのメールに対する回答(4/5) 

 

3月5日付けの私のメールでも21世紀の日本を「多様性のある多民族社会」に変えることが必要だとして、4つの具体的な政策課題の中に定住外国人に地方参政権を与えることも指摘しています。この意味でご意見には賛成です。ただし、韓国が日本より進んでいるか否かは、今後の動き次第だと思います。ハブ空港の建設では、日本は韓国に明らかに遅れを取っていますが、この地方参政権の問題でも遅れを取らないようにしなければなりません。 

(引用ここまで)

 

茂木氏は「多様性のある多民族社会に変えることが必要だ」として、定住外国人に地方参政権を与える事に賛成している。しかし、拡散した投稿にある「日本を韓国のような多様性のある多民族社会に変える事が必要」などとは書いていない。また、これは25年前の2000年に発信されたものだ。

 

以上については検証は正しく、丁寧に解説しているように"見えます"。

 

ただし、どうも引っかかるのです。

 

検証も、文章も正しい・・・

 

しかし、上の文章をさらに正確に書き換えるとすれば以下のようではないのか。

 

茂木氏は日本を「多様性のある多民族社会に変えることが必要だ」として、定住外国人に地方参政権を与える事に賛成している。しかし、拡散した投稿にある「韓国のような」などとは書いていない。

 

何が言いたいかと言えば、「韓国のような」以外の部分は「すべて正しい」というのが結論であって、これだけをもって全体を不正確とすることには、ファクトチェック自体に疑問が付く…ということなのです。

 

付け加えれば、定住外国人に地方参政権を与えることについて「多様性のある多民族社会」という意味では「優秀な外国人を迎え入れるという韓国の姿勢は戦略的に優れている」という意見には賛成ととれるのではないでしょうか。それを意訳すれば投稿がどれだけ不正確とされるべきなのか。

 

つまり、ファクトチェックの解説は間違いではないが、ネットの投稿と炎上についてはほぼその通りの問題なのでは…

 

ということは、茂木氏に対する日本国民の不安や非難に対して、大したことのない間違いをもって全体を不正確と断定するのは、総裁選の争点の一つ、外国人参政権について問題を矮小化するためなのではないのか…という陰謀論につながってしまいます。

 

 

さらに言及すれば

 

また、これは25年前の2000年に発信されたものだ。

 

2014年衆議院選挙時、朝日新聞と東京大学谷口研究室が共同で各候補者に政策の考えを聞いたアンケートで、茂木氏は「永住外国人の地方参政権を認めるべきだ」という問いに「反対」と回答している。

 

 アンケートは選挙のたびに実施されているが、2014年以降は、永住外国人の地方参政権についての項目がない(朝日新聞.”朝日・東大谷口研究室共同調査 2014衆院選”)。

 

 

について、茂木氏が賛成したのは定住外国人であり、反対したのは永住外国人。

敢えて"うがった見方"をすれば、永住外国人だけに与えるのは反対で、定住しているすべての外国人に与えることを目指します」とも取れなくはない。

 

そして2014年以降は、問題が争点化したので余計な質問はしないで潜在化させる・・・"としたら"恐ろしいことです。

 

 

今石破首相が、戦後80年談話を個人的な見解ではなく日本政府として発する…として大問題になっていますが、戦後70年としての安倍元首相が出していることを考えれば、一度出した見解は否定しない限り続く、ということなのでしょう。

 

茂木氏が2014年に自身の見解を覆している"ように"見えるものの"微妙に違う"ことがなおさら不安をあおってしまいます。

 

いっそ、はっきり「外国人参政権はすべて反対します」と宣言してくれればいいのですが、しないでしょうねぇ…そして問題も収まらないでしょう。

 

 

さて今回も・・・

信じるも信じないもあなた次第です!

しょーもない陰謀論だったら、笑い飛ばしてやりましょう!!