2023年の11月末、ゴールドコースト🇦🇺で通っていた体操教室で長男が平均台から転落し、母趾の裏がズル剥けになるという怪我を負いました。
(原因はコーチが長男からのサポートの申し出を無視したからです。
監視カメラにも映っていたはずです)
大量に血が出る中、コーチの女性は他の子供にペーパーを取ってくるよう手で指示をし、自分は何もせず。
私が長男を抱えてマットを降りると、周りのママたちが心配してティッシュや濡れたペーパーで血を拭いてくれました。
別のコーチがやってきて、ポカンと横で立っているだけ。
事務の人が持ってきた小さな絆創膏を何枚も巻いて圧迫止血しました。
その後にGP(開業医)に行くと、これはうちでは治療できない、と私立の救命センターに紹介されました。
そこでは、この治療は痛みが大きいから子供に麻酔をする設備があるところに行って、とGold Coast University Hospital の救急を紹介されました。
3時間待ってようやく診てもらったら、これは下手に触らないほうがいい、皮が再生するまで保護をすべき、と言われて保護して帰されました。
その一日でかかった費用は$1000。
私たちは学生ビザだったので、すべて自費でした。
その後も体操教室からは一切の謝罪なし。
私は怒りと悲しさで、オーストラリア人の友達にそのことを泣きながら話すと、友達が上の人宛にメールを送りな!と全部英文を考えてくれてメールを送りました。
でも返事はなし🙄
私は英語を話せなかったくせに「マネージャーはどこですか!!何なんですか、この対応は!」と体操教室に乗り込みました。
出てきたマネージャーは、自分は先週で他の教室に異動になった、となぜか怒り口調で反撃してきましたが、
だったら管理不足だからもっと上の人を出せ!と反撃し返すと、急に静かになって、保険でお支払いはします、正式謝罪も致します。と言ってきました。
後日Formal Apology という文書が送られてきました。
でも、保険に関しては自分たちで保険屋に連絡をするよう言われました。
保険にはとても面倒な書類が山ほどありました。医師による診断書も必要でした。
GCHospitalの医師からは書類の依頼をしてから9ヶ月が経った今も音沙汰なし。
これまで4回問い合わせましたが、急ぎじゃないから後回しにされている、と受付の人に言われました。
でもさ、$1000だよ?
体操教室のコーチがいい加減にやってたせいでうちの子は大怪我したのに、なんでそれをすべて泣き寝入りせないかんの?!
ずぇったいイヤ!!!
ふざけんなよ
って私は思ってたから、諦めませんでした。
そして昨日、保険の担当の人に再度連絡をして、どうしてもGCHの医師から書類を返してもらえないこと、他の書類はすべてそろっていることを伝えると、
一先ず今そろっている書類を見せてほしいと言われました。
医師からの書類がない分、通院のための引き継ぎ書も添付して、本当に受診したこととどんな怪我だったかが保険屋さんに伝わるようにしました。
そうしたら今日、やっと保険申請が受理されました!!!
全額返ってくるかわからないけれど、1ドルも返ってこないということはなさそうです。
これの何がややこしかったかって、
私たちはこの時期、学生ビザが切れる直前だったので観光ビザに切り替えていたんです。
なので、学生ビザで入っていたプライベートの保険が使えず、すべて自費になったというのが運が悪かった…
私はよく、諦めが悪いとか、しつこい、と言われます。
そうです、私は自分にできることは全部やらないと、納得できないんです。
納得できてなくて後からグダグダいうのが嫌なんです。
でも、これでもう何があっても諦めがつく!と思えます。
私はそういう人生を生きたいだけです。
オーストラリアに来て、
「オーストラリアはそんなもんです!」
と言われますが、
そんなもんだろうとこちらに権利がある限り、できることがある限り、私はやります。
やるかやらないかはただの価値観の違いでしかなくて、オーストラリア人はみんなそう、なんてのは幻想だから。
私の周りのオージーはみーんな、絶対に許しちゃダメ!お金を取り返しな!
と応援してくれました。
どんな人が周りにいるか、でオーストラリアという国の印象は全然ちがうと思います。
だから、泣き寝入りするしかないのかな、と感じてる日本の皆さん、
そんなことないよ!!!と私は言いたい。
できることをやっていいし、自分が納得する道を歩こうよ!
自分の人生にも感情にも、自分しか責任持てないんだから。