7月末の金曜日、もうあとあと数日で宮古島に行く日が近づいていた。
夜10時頃ラインがきた。
K「勉強おわってスタバでたけど一杯だけ一人で飲んでくる。すぐ帰る」
私「わかった」
そこから二時間半たっても帰ってこなかったのでラインを送った。
私「どこにいる?」
K「いま、barで神戸で貿易商してる人となかよくなっておごってもらってる。あと少しで帰る」
Kは、一人で行ってもすぐそこで誰かと知り合い、奢ってもらったりしていた。
次の日も朝から部活があると言っていたのに、結局そこから一時間たっても帰らず、しかも連絡がとれなくなった。
とても不安な気持ちになったので、海にDMを送った。
海はこの前Kのお金のことで不満が溜まっているようだったので、何か知っていて教えてくれるかと思った。
私「いまKと一緒ですか」
海「違います。ストーリーの、親しい友達のところみたらbarにいますね。男と飲んでるときは顔のせてるのに、のせてないから女の子でしょうね」
頭が真っ白になった。
人には、勉強忙しい、お金ないが口癖やのに、やっぱり女の子いたんや。
こんな遅くまで飲んで、私には散々ひどいことして、どういうこと。
って思った。
おそるおそる聞いてみた
私「その子と付き合おうとしてるんですか」
海「一線は超えてないようですが、浮わついてますね。最近バイクで飲酒運転してるし、心配してます。しかもまだ彼女さんと別れてないのに」
私「そうなんですね。」
海「去年、研修先に僕が遊びに行ったとき、血の跡みたいなのがあって、女の気配めちゃあったから、聞いたら、デリヘル呼んでやった言うてました。」
あまりにひどい。。と思った。
私には散々ひどいことして、お金もとりあげ、あのときも電話すらでない理由はドクターと食事と、言うてたのに。。
私「いま会ってるこは誰ですか?」
海「たぶんラグビー、そうそう、部活の後輩?マネージャーだと思いますよ。ダンスしてるとかいうてました。宮古島行ったら彼女とは別れると、行ってましたよ」
ひどい。あまりにひどい。と思った。
宮古島のお金も私が出すのに。
子供のことも言うてないのに。
自分は子供流産させておいて、そのこと言えてない私に散々血やなとか言うてきてきて、とっくに違う相手と楽しくやって、お金だけ私からとり続けるんや
海「明日そのこと芦屋のサマカに行く言うてた気がします。またわかったら連絡します」
そういって話がおわった。
時計をみると時間はすでに深夜3時だった。
Kに再び電話をした。
すると今酔いをさましてたけど、もうつくと言うてきたので、家の前にでて待った。
もう頭の中はぐしゃぐしゃだった。