Kが家を出てから数時間後、ふと嫌な気がしてセリのインスタをみた。


Kと海、セリとその女友達で車に乗っているストーリーをのせてた。


なんで。


なんでそんな嘘いうん。。


あまりにひどいやん


そう思って電話したけどもちろん出なかった。


ラインした。


「なんでうそついたん。」


ひどい。。


その後、セリのインスタには、高級そうなハンバーガーのお店、となりにはKの手を匂わせでのせてうつったストーリーをのせていた。



私のラインにはKからの返信はなかった。


数時間後、ようやく返事きた。


K「勝手にきたんやん。」


そんな風には全く思えなかった。


私「Airbnbとまるいうてたやん」


K「そやで。時間ない。勉強しないとあかん」


おかしい。絶対におかしい。


電話したけど、無視され、画像が送られてきた。


K「いま、月曜日テスト眼科の再試験勉強してる。かわいいケースの紅茶お土産に買った。高いのに、お金ないのに買ったのに、そんなんいうてるとあげないで」


私「テストそんなん落ちるよ、きちんとしないと」


医学部は一つでも落とした留年なのに、なんでこんなときにこんな風にできるのかとおもった。


私に嘘ついてまで。テスト出来なかったら私のせいにするのに。


K「いや眼科はちょろいらしいから大丈夫。もういい?きるから」



私「わかった」


そういうしかなかった。つらかった。でもお土産買ってくれてるし、我慢しようと思った。



しばらくしてまたセリのインスタをみた。


心臓がどきどきした。

頭が真っ白になった。


Airbnbなんかでなかった。


エクシブの高級な部屋でたくさんの飲み物がのってた。


私には何もしてくれないのに、私には。。。


そう思って電話した。


でないから何度も何度も


インスタにもDMおくり、ラインの電話も、普通の電話もした。


ようやくでた。


K「なんのよう?いまさ、いそがしいねん。」


私「Airbnbちがうやん」


K「Airbnbやでなにいうてる?」


もう、ばればれやのにまだ嘘をついてた


私「セリのインスタみたから。エクシブやん。」


ばれたとわかると急に怒鳴り始めた。


K「おまえほんまにきもいな、おまえのこと嫌いやねん。わかれたいいうたよな。きもいねん。別れたいねん。死ねよ。死ね。きもい、死ね。電話きるで」



さんざんその言葉をいうて切られた。


その夜何度かけても電話にでることはなかった。