深夜12時に家をでて、早朝5時ごろ家に帰ってきた。


K「太郎が泊まりに来てから、海の親の名義で自分が使っているカードの不正利用が始まったんやって。しかも、あいつ来たときに、アクセサリーもなくなったらしい。」


私「それほんまのやばいやつやん。」



K「しかもさ、昼間に太郎の彼女のセリと会ったらしいねんけど、セリも太郎に20万貸しているのに、将来考えたいからしばらく会わないで待っておいて欲しいと言われたらしい。あいつさ、セリに冷めたから違う娘と会ってるのに」


私「ひどすぎるやん。ありえへん」


K「俺らは彼女大事にしよな、って海にいうてん」


海にも彼女はいた。


その彼女は、Kが合格してから東京に一緒に行った相手だった。


海はKや太郎の持ってるもの、してることを真似したがり、持ってるものを欲しがった。


その彼女もKと太郎の友達で二人が付き合わなかった相手だった。


Kは、私を大事にするといったけど、その日から私の地獄は始まった。