アプリでの事件(三年前の4月)があってから一月ほど平和な日々が続いた。
でも、そんな日は長くは続かなかった。
Kには親友が二人いた。
太郎と海だった。
太郎はKとそっくりでハーフの彼女セリがいた。
友達多く、お金はなかったけど外で楽しく遊ぶことができる魅力的な子だった。
海は親が金持ちで、バイトをたくさんし、それと親のお金でブランドものをたくさんもっていた。
性格は陰湿で、虚言癖もあった。Kと太郎は海を友人とは思ってたけど、ばかにしているところもあった。
ある夜(三年前の5月)Kが家でゲームをしてた。深夜12時をすぎていた。
すると海からラインがきた。
K「たいへんや、太郎が海の親のカード不正利用してるかも。海と話してくる」
私「車かしてあげる気をつけて」
その日を境に不幸は始まった。