5.Proof of workに代わる仕組みConfirmation
Bitcoinのproof of workは美しい仕組みでしたが、一方でBitcoinが普及すれば普及するほど非エコであることは先述の通りです。
また、取引がネットワークで承認されるには平均10分待たなくてはならないという制約も大きいです。Bitcoinの相場が現状のように乱高下していると、10分経つ間に自分が受け取ったBitcoinの価値が半減する可能性だってあります。
Rippleはproof of workに代わる仕組みとしてConsensusを採用しました。
Rippleでも全取引の記録をLedgerとして分散データベースに持ちます。ここまではBitcoinと一緒です。
しかし、Rippleはハッシュ値計算という数学的な問題を解く解くことによって取引記録を作ることはしません。
その代わりに、特定の承認者達によって取引記録の合意が得られた時に新規の取引をLedgerに追加します。
この承認者のことをValidatorと呼びます。この承認者達はネットワークの信頼性を担保出来る人物というわけではなく、単に結託してネットワークを騙そうとする人間では無いという条件で選ばれます。
結託する可能性は無いので、そういったValidator達の合意を得た取引は信頼されるに足るだろうという理屈になっています。
この合意形成のプロセスは5-10秒に1回行われます。数学的な計算が必要ないため非常に早く取引をLedgerに追加出来るのです。
これ以上の細かい説明は省きますが、Rippleは取引記録の承認にも参加者間の信頼という要素を使うことで、proof of workほど確かではありませんが信頼性を担保しています。
