5月に2回目の治療を受けることになりました。
と言えば何の病気かは分かってしまいますね。
もっと大変な病気で苦労してる人は一杯いると思います。
そんな方々に比べれば幸せな方かな...とか思ったりもします。
一度目を受けたのはもう10年前。(発病は14年前です)
大学病院の出来たばかりの病棟で、まだ窓の外は危険防止の壁があり何も見えない状況...
何度か、終に転移したかな?と心配することもありましたが、何事もなくこの10年を過ごしてきました。病状と言う意味では...
その後、二度目の治療が更に有効との結果?がでてるそうで?
更に後10年普通に生活出来ることを期待しつつ受けてみることにしました。
服用量が1.5倍になるとか。
副作用が殆どないのが有難いですね。髪の毛が抜けるとか、そんなこともないし。
自分の場合、ガンが左右の静脈に転移(絡み付いている?)らしく、左の静脈は切除。
流石に両方を切除することは無理とかで右はそのままに。
最悪なのは、左の切除の時に誤って声帯の神経まで切られてしまったこと。医療ミスです
ね。
それを隠すからたちが悪い...
気付いた時には手遅れで、神経は縮こまっていて修復は不可とか。
その後に再建療法として、左の声帯に脂肪を詰めて常に膨らんだ状態になってます。
これにより、風邪引いてるんですか?って言われる位の声まではでるようになりました。
それでも、雑音の多い場所では聞き取ってもらえないことが多く...
口八丁で生きてきた人間が声を無くすことがどういうことかw何とも言えない10年を過ごしてきました。
只管好きな事だけをしてきた人生でしたので、特に大きなショックもなかったのですが、家族や知り合いの悲しむ顔を見るのだけ辛かったです。
それ以来、最小限の付き合いだけを残し、親しい知り合いは一切作らない生活を送ってきました。
この10年の生き方を一言で言うと、「楽に死ぬための準備の為に生きてきた」ってな感じでしょうか。
男って駄目過ぎですねw
ま、そんなじゃ駄目だなってな出会いもあり、もうちょっとだけ頑張ってみようかなとか。
辛いこと・苦しいことは一切見せない・悟らせない生き方をしてきましたが、見せるべき?とも思ったもので。
続きは、また今度。