で、肝心の息子の演目はというと、「エビカニクス」という。
元々そういう、お遊戯用の楽曲があるのだが、今回は更にそれをお芝居仕立てにしてある。
今日は海の仲間のダンス大会。エビ・カニ・クラゲ・サメの4グループが、それぞれに歌とダンスを競い合う。中でもエビとカニはライバルで…… という内容。息子はカニを演じる。

カニのチームは三人いて、息子は待機中は一番左端にいた。
しかし、いざ踊るという場面になって、何故か息子が真ん中に。
というか、多分息子の立ち位置は左端なのに、無理矢理真ん中にねじ込んでる……

今、気づいた。
うちのこ、出しゃばりだ……

その後も、サメチームが歌い踊っている際も、後ろでもう一人のサメで出もあるかのようにノリノリに踊ったり、
カニチームは後列に行かなきゃいけない場面でうっかり前に出ちゃったり(すぐ引っ込んだけど!)
息子の「踊りたがりっぷり」がすごかった。
集団生活が始まってやっと息子のこういう側面を知る。


そして、結局ダンス大会の優勝は、というと。


話は戻って、お遊戯大会前のある日。
息子とお風呂に入っている時、このダンス大会のナレーションをすっかり真似して息子が話して聞かせてくれた。
息子「ゆうしょうは、がんばっておどったみんながゆうしょうでーす」
なるほどそういうお話なのね、と、私は納得していた。

本番。
ナレーション「優勝は、息のあったエビチームとカニチームの優勝です!」

あ、あれぇぇぇ?!!!

じゃ息子が言ったのは? 彼流アレンジバージョン?!
話作った??!!!



何か、色々息子が成長していることを教わり、驚かされる一日であった……


余談。
後日の個別面談で、先生から
「息子ちゃんは、『エビカニクス』のはもちろん、もう一つのチーム(AラレちゃんとGっちゃんのダンス)も、ぜーんぶの歌と振り付け暗記できてるんです。
新しいお歌を朝聴かせて、お帰りの時には、もうメロディも歌詞もほぼ正確に歌えてます」
とのこと。
おおうすごい記憶力じゃないか。

問題は、おうちに帰ってから私にそれを聞かせてくれたことがほとんど無いことだな。