休日、何もしてない!
課題しろよ!自分!

強いていうなら、現実逃避をしてました\(^ー^)/

土曜日から風邪をひいてしまった。冬のときより酷い!
明日のお昼までには治したい!


『風紀純愛』はシリアスが入ります。まぁ、片思いがある時点でね…
プロットを考えてみたら、長くなりそう。
四天の方は大丈夫そう。息抜きになったらいいな!
メインの2人がまだ出てないって…
sideユウジ


俺は数分前の出来事を謙也に話す。

始まりは、俺が小春を探していたときやった。
一緒に部活に行こうと誘うも、それは断られてしまった。
その後、小春は教室を出ていったので後をつけてみたんや。
すると着いたのは、3-2で中には白石と小春がおってん。

「それだけか?」

「ちゃうわ!その後が重要や」


コッソリ話を聞いてみることにしてみてん。
2人はなんか楽しそうやねん。

「小春、決まったで日にち」

「ありがとう!さすが蔵リン」

デートの日にちか!白石め!油断も隙もない奴や!
俺が教室に入ろうとしたとき、白石は気になる言葉を呟きよってん。

「立海の子やったやんな!メールの子」

「せやねん!全国大会でね知り合ってん」

…メール…全国大会…

その言葉でピン!ときたわ。最近、小春がようメールしとる理由が。
全国大会の後、ようメールしとったけど、相手が立海やったとは思わんかった。

「蔵リンのお陰で、その子に会えるわ!楽しみやわ」

小春の無邪気な笑み。なんや初恋したみたいな、桃色な雰囲気。

「…それで俺の意識はログアウトや」

「まぁ、ドンマイ」

「なんや、人が失恋したみたいに」

「違うんか?」

違うわ!失礼な奴や!まだや、まだ失恋したとは限らへん。

「せやったら、一緒に行けばええやんか」

「それや!」

俺は早速、白石を探すことにした。
謙也の哀れな目はムカつくが、アドバイスはありがたかった。
sideユウジ


全国大会も終わり、俺たち3年生は部活を引退。
それでも、部活には顔を見せとる。
それは、テニスは生活の一部になってしもうてるからや。

そう、順風満帆になっとるはずやった。
2日前まではそう確信しとった。
せやけど、順調やった航海はそう長くなかった。

「何してんねん」

「…なんや、謙也か…」

重い頭を上げたら、ただの謙也やってがっくりきたわ。

「こんなとこで、座っとったら邪魔やねんけど…」

こんなとことは、廊下だろうか。3-2のドアの前やけど、教室に入ってへんから廊下に変わりない。

「教室に入られへんねんけど」

「俺は小春の心に入りたい」

「んなこと知らんがな!」

謙也は俺をなんとか退かそうと、頑張っとるけど無理や。
石化した俺の心は、そこらへんの銅像より重いねん。

「…何があってん」

話を聞くのはめんどくさいが、教室に入りたい思いが勝ったようや。
仕方なしという雰囲気が出まくっとる。

こんな状態のヤツに話すのは癪だったけど、俺の叫びを聞いて欲しかったから口を開く。